韓国 戦争映画まとめ

韓国映画には多くの戦争映画があります。韓国は北朝鮮と今も朝鮮戦争の休戦中であり、そのため多くの作品が作られています。この点は日本映画と大きく違う点であると言えるでしょう。戦争の悲惨さについても考えさせられる戦争映画を紹介します。

ホワイトバッジ

ベトナム戦争の記憶に悩まされる元軍曹の姿を描く。映画賞で高い評価を得ているチョン・ジヨン監督の作品。1992年東京国際映画祭グランプリを受賞した話題作。

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【あらすじ】1979年韓国。朴大統領暗殺のニュースが世間に流れていた。ベトナム戦争に派遣された経験を持つ、元兵長のハン・キジュは参戦した当時の経験を小説に書いていた。ところが、ハジュが小説を書こうとすると、当時の忌々しい記憶に悩まれ、筆を進めることが出来ないでいたのである。戦争の後遺症が、完全にキジュの体を蝕んでいた。悩みが取れないハジュは、酒を飲んだくれるようになる。そんな時、戦友のジンスと会うハジュ。
精神が破綻しているハジュを見たジンスは、ピストルを渡して去って行く。

ブラザーフッド

朝鮮戦争での切ない兄弟の物語。人気俳優チャン・ドンゴン・ウォンビン主演の映画。残酷な戦場描写が胸を打つ。

【あらすじ】ジンテとジンソクは、仲の良い兄弟であった。2人は、朝鮮戦争に強制徴用される。しかも送り込まれた場所は、危険が伴う最前線だ。ジンテはジンソクを早く除隊させるために、銃で相手を次々と殺していく。そんな兄の行動をジンソクは、疑問に持ち始める。

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バトル・オーシャン/海上決戦

朝鮮水軍の指揮官イ・スンシン(李舜臣)を主人公にした歴史作品。国内の天下統一を果たした豊臣秀吉による朝鮮出兵。絶対的不利な状況下で、イ・スンシン将軍が執った作戦は?

【あらすじ】1597年、豊臣秀吉二度目の朝鮮出兵。倭軍は330隻もの軍船を集結させていた。対する朝鮮の船は、たったの12隻しか残されていない状況であった。圧倒的な兵力差を前にして、誰もが敗北を確信していたのである。だが、イ・スンシン(李舜臣)将軍は臆することなく倭軍と相対するのであった。

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トンマッコルへようこそ

2005年度に公開された映画で、観客動員数800万人を記録した作品。同年度のナンバーワン映画に輝いたヒット作だ。パク・クァンヒョン監督が米軍、韓国軍、北朝鮮軍兵士が架空の村で心を通わせていく様子を描く。音楽を久石譲が担当している点にも注目して頂きたい。カン・ヘジョン、チョン・ジェジン、チョ・ドッキョン、クォン・オミンら実力派俳優陣が出演し作品を盛り上げている。

【あらすじ】1950年11月、朝鮮戦争は激しさを増していた。山の中にある小さな村“トンマッコル”は、外で戦争が起きていることも知らず、平和に暮らしていた。ある日、アメリカ軍のスミスパイロットが操縦する戦闘機が村に墜落する。村の人々は、初めて見る外国人に驚く。怪我をしたスミスの手当をする村人たち。

そこへ墜落した戦闘機を追って、北朝鮮兵士リュ・スファがトンマッコルの村へやってくる。更に、韓国軍兵士ピョ・ピョンチョルが道に迷い村へ迷い込む。偶然にも敵対する兵士が鉢合わせしてしまう。お互いに銃を向き合い、一触即発の事態となる。だが、村の人たちは何をしているのかさっぱり分からない様子だ。だが、村人たちの純粋な心によって三人の兵士は打ち解けていく。その頃、スミスパイロットを探す連合軍がトンマッコルを空爆しようとしていた。

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太白山脈

朝鮮半島の分断の歴史を描いた大作。混乱に陥った民族の悲劇が胸を打つ。イム・グォンテク監督の作品。

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【あらすじ】朝鮮半島は1945年日本から解放された。1948年頃から朝鮮半島では、右翼と左翼の対立が激化していく。左翼勢力は、右翼の人を見つけると、人民裁判を行い粛正を行う。一方、右翼勢力も片っ端から共産主義者などを捕らえて報復する。そんな中、南朝鮮の活動家であるチョン・ハソプは、幼なじみであるソファと愛を育んでいた。1949年、北が南に侵攻したという情報が流れる・・・。

戦火の中へ

BIGBANGのT.O.Pの本格的映画デビュー作品。朝鮮戦争で集められた、夢と希望を抱いた71人の学徒兵の感動の実話。ヒット映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督による戦争アクション大作。

【あらすじ】1950年、朝鮮戦争の最中、韓国は北朝鮮の猛攻を受けていた。ついに首都ソウルも陥落し、追い詰められていく。韓国内で侵攻を進める北朝鮮軍に対して、韓国軍は洛東江に兵力を集中させる。軍指令部を浦項女子中学校に置き、学徒兵71名が集められた。その中で、ジャンボムがリーダーを任される。ジャンボムは集められた学徒兵をまとめようとするが、カブチョは反抗的な態度を取り、指示に全く従う気配がなかった。

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国際市場で逢いましょう

激動の韓国を、ただ家族のために必死に生き抜き、いつも笑っていた親父の姿――。韓国で1,132万人を動員した『TSUNAMI-ツナミ-』のユン・ジェギュン監督が、渾身の力と情熱を注ぎこみ、家族への愛情あふれる一大叙事詩を描き出した。監督はこう語る。「貧しくつらかったあの時代。自分ではなく家族のために生涯を生きた父を見ながらいつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。祖父、祖母、そして父、母の世代全ての人に感謝の気持ちを贈りたい」。戦後の復興から現代まで、貧しいながらも懸命に楽しく生きる家族たち。そして、どんなに辛く悲しい時でもいつも笑顔で家族のために生きる父親。その姿は韓国でも日本でも変わらない。昔懐かしい家族団らんの風景と、私たちが忘れかけていた絆が、観客に優しい感動を心に吹き込んでくれる。

【あらすじ】韓国映画史に金字塔を打ち立てた感動叙事詩。家族のために懸命に生きてきた 父の背中がそこにはあった――朝鮮戦争時の興南撤収作戦による混乱の中、父親そして妹のマクスンと離ればなれになってしまったドクス。母親と幼い弟妹と共に避難民として、釜山の国際市場で叔母が経営している小さな露店「コップンの店」に身を寄せることになる。やがてたくましく成長したドクスは、父親の代わりに家計を支えるため、西ドイツの炭鉱への出稼ぎやベトナム戦争で民間技術者として従事するなど体を張って働き、幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。しかし彼は家族のために、いつも必死に笑顔で激動の時代を生き抜いてきた。「今からお前が家長だ。家族を守ってくれ。いつか国際市場で逢おう」 それが最後に交わした父との約束。泣きたくなっても、絶対にひとりでは泣かないで。いつも側には、家族がいるから――
出典:YouTube/国際市場で逢いましょう

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高地戦

朝鮮戦争末期の停戦が結ばれる直前に翻弄される兵士たちの様子を描く。舞台は南北両国が領土を奪い合う激戦地・エロック高地だ。歴史に隠された真実の戦いがそこにあった。

【あらすじ】1953年、朝鮮戦争末期。南北境界線の高地では、熾烈な攻防が幾度となく繰り返されていた。7月27日、午前10時。3年に及んだ朝鮮戦争の停戦協定が調印される。これで戦争が終わったと喜ぶ兵士たち。だが、兵士たちが喜んだのもつかの間。衝撃の命令が下される。それは、この停戦協定の規定は調印の12時間後、本日夜10時に効力を発揮するのであった。それまでは交戦をする必要があり、停戦が決まってから、ウンピョ中尉たちに出撃命令が下る。

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韓半島

日韓軍事衝突の危機を描くサスペンス。『シルミド/SILMIDO』のカン・ウソク監督が南北統一を巡る謀略をスリリングに演出した。アン・ソンギ主演のヒット作。

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【あらすじ】朝鮮半島を結ぶ京義線鉄道完全開通式が行われようとしていた。今まさに南北の統一が行われようとしている。日本は、1907年の大韓帝国との条約があるとして、開通式を妨害しようと試みる。大韓民国政府はこれに対して、戒厳令を発する。国璽発掘真相究明委員会は、日本の圧力をかわす知恵をチェ・ミンジェ博士に頼る。ミンジェ博士は、日本に国璽(皇帝が使用する印鑑)を渡せば、日本からの圧力をかわすことが出来ると主張する。だが、書記官のイ・サンヒョンは、日本に国璽を差し出すことを良く思っていなかった。

オペレーション・クロマイト

朝鮮戦争の戦局を一変させた「クロマイト作戦(仁川上陸作戦)」。不可能と言われた実話の作戦をベースに作られた作品。連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーと、命懸けの潜入作戦を決行した兵士たちの行動が観る者の心を揺さぶる。

【あらすじ】1950年、朝鮮戦争が行われている。北朝鮮は南へと侵攻し、勢いを増していた。ソウルを奪い、南進を続け、朝鮮半島の大部分を支配するようになっていた。絶対絶命のピンチとなっていた韓国。連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーは仁川上陸作戦を計画。成功確率は5000:1,周囲から反対される中、マッカーサーはこの作戦を決行。指令を受けた諜報部隊のチャン・ハスク大尉は北朝鮮軍に偽装侵入する。ハスク大尉は情報収集活動を続けるが、危うく正体がバレそうになる。マッカーサー率いる連合艦隊は、歴史を変えたこの作戦を無事に成功させることができるのか?

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筆者おすすめの韓国の戦争映画まとめ

韓国の戦争映画まとめをご覧いただきましたが、ここからは特にみなさんに見ていただきたい筆者の私的おすすめ戦争映画5本をご紹介していきます!

まずおすすめしたいのが、朝鮮戦争に翻弄された兄弟の切ない運命の物語『ブラザーフッド』。巨額の製作費を掛け撮影されたこの作品。リアルに再現された戦場を舞台にした、恐ろしいほどに臨場感あふれる戦争シーンは必見です。
監督は『シュリ』で世界中に名を馳せた、カン・ジェギュ。元祖・韓流四天王として日本でも多くの人気を集めるウォンビンとチャン・ドンゴンが共演したことでも話題を集めました。

そして、韓国の歴代映画の中でも最多の観客動員数を誇る映画『バトル・オーシャン 海上決戦』。1597年にあった豊臣秀吉の朝鮮出兵で行われた「鳴梁海戦」を、朝鮮水軍の将軍を主人公に据えて描いたアクション作品です。
圧倒的に不利な状況にも関わらず勇敢に倭軍へと立ち向かっていく将軍役には『オールド・ボーイ』で国際的にも評価を受けた俳優、チェ・ミンシク。監督・脚本は『神弓 KAMIYUMI」のキム・ハンミンが担当しています。

続いておすすめしたい映画は『トンマッコルへようこそ』。激しい朝鮮戦争の最中、韓国の奥地にある架空の小さな村・トンマッコルを舞台に描かれる、心温まるヒューマンドラマです。
観客動員数は800万人を超え、公開された2005年のナンバーワンヒットとなった作品。音楽はジブリ作品でもお馴染みの久石譲が担当しています。

韓国映画史上歴代3位の観客動員数を誇る『国際市場で逢いましょう』も見逃せません。釜山(プサン)にある国際市場を主軸に、朝鮮戦争やベトナム戦争など、激動の韓国を家族のために生き抜いた父親の生きざまを描く、感動の大河ドラマ。
深い愛情と笑顔で家族を守り抜く主人公の父親役を、韓国映画界には欠かせない名優、ファン・ジョンミンが熱演。東方神起・ユンホの出演でも話題になりました。

最後は、1950年に起きた朝鮮戦争で実行された実際の作戦(クロマイト作戦)を基にしたアクション映画『オペレーション・クロマイト』。北朝鮮の侵攻によりソウルは陥落。状況を打開するため、連合国軍最高司令官マッカーサーは北朝鮮側に潜入するというスパイ作戦を遂行することに…。
命懸けで潜入する軍人を『新しき世界』のイ・ジョンジェらが、そしてマッカーサー役には『スノー・ロワイヤル』や『96時間』のリーアム・ニーソンがキャスティング。物語に大きな緊張感を与えています。

リアルな描写と圧倒的な迫力で描く、韓国の戦争映画。現在もなお休戦中の韓国が描くその作品を観たとき、あなたはどんな感想を抱くのでしょうか?ぜひその目で確かめてみてください。

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