韓国映画監督イム・グォンテク監督作品まとめ

イム・グォンテク監督は、80歳を超えるベテラン監督の一人である。子供の頃は家族に左翼運動家がおり、周囲から差別を受けたという。映画監督してのデビュー作は1962年に公開された『豆満江よさらば』。『太白山脈』『下流人生 〜愛こそすべて〜』などのヒット作があるイム・グォンテク監督のこれまでの作品を紹介します。

下流人生 ~愛こそすべて~

70年代初めの軍事政権時代。激動の時代の波に翻弄される男の生き様を追う。チョ・スンウ、キム・ミンソンらが主演。巨匠イム・グォンテク監督の作品。

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【あらすじ】李承晩(イ・スンマン)大統領下の軍事政権時代。街は学生の反政府デモが度々行われていた。テウンはデモには全く興味を示さない。興味を示すのはケンカのみであった。この日も、テウンは親友がやられた仕返しをするため、隣の高校に乗り込んでいく。乗り込んだまではよかったが、その高校の生徒に刺され負傷してしまう。テウンを刺したスンムンは、政治家の息子であった。やがて、テウンはヤクザの世界で生きていくことになる。

酔画仙

天才画家を主人公にした歴史ドラマ。チェ・ミンシク、アン・ソンギのベテラン俳優が共演。イム・グォンテク監督は、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。

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【あらすじ】朝鮮王朝末期の1850年代。スンオプは紙屋で働いていたが、酒に溺れる日々を過ごすだらしのない男であった。そんな時、スンオプはビョンムンと再会する。ビョンムンは、スンオプが少年の頃、ごろつきに絡まれている所を助けたことがあるのだ。ある日、スンオプが酔いながら絵を描いているところを見たビョンムンは、彼に才能があることに気づく。その後、スンオプは画家としての絵の修行を積んでいく。だが,スンオプは酒に溺れる日々は続いていた。

祝祭

老母の葬儀に集まった人々の様子を描いたドラマ映画。アン・ソンギが主人公の人気作家役を演じる。イム・グォンテク監督が悲喜こもごもの人間関係を描く。

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【あらすじ】人気作家のジュンソプは、87歳の老母が急死したという連絡を受ける。老母が住んでいた田舎町に、妻と娘と一緒にやって来る。葬儀を行うために、既に親戚一同が集まっていた。ジュンソプはこれまで老母の介護をしてこなかったため、肩身が狭い。一家は、暗い葬儀を行うのではなく、にぎやかに行っていくのであった。

太白山脈

朝鮮半島の分断の歴史を描いた大作。混乱に陥った民族の悲劇が胸を打つ。イム・グォンテク監督の作品。

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【あらすじ】朝鮮半島は1945年日本から解放された。1948年頃から朝鮮半島では、右翼と左翼の対立が激化していく。左翼勢力は、右翼の人を見つけると、人民裁判を行い粛正を行う。一方、右翼勢力も片っ端から共産主義者などを捕らえて報復する。そんな中、南朝鮮の活動家であるチョン・ハソプは、幼なじみであるソファと愛を育んでいた。1949年、北が南に侵攻したという情報が流れる・・・。

風の丘を越えて 西便制

キム・ヒョンジュ、パク・ヨンハ、キム・ミンサン、キム・ジヨン、クォン・オジュン、イ・ソヨンらが出演。チャン・ドンホン監督のデビュー作。

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将軍の息子

キム・ドゥハンの波瀾万丈の人生を描く。ヤクザ組織の中で、地位を築いた男の幼少期から青年期の作品。イム・グォンテク監督のヒット作。

【あらすじ】1930年代、日本統治下の朝鮮。京城の鍾路(チョンノ)で浮浪児として育ったキム・ドゥハン。ドゥハンは腕っ節は強く、喧嘩にも負けたことがない男であった。ヤクザの組織鍾路組のキワニがドゥハンに目を付け彼を組員にする。ドゥハンは組織内で頭角を表していく。この頃鍾路(チョンノ)は日本人ヤクザ組織に狙われていた。組織の親分となったドゥハンは日本人ヤクザ組織と対決するのだが・・・。

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イム・グォンテク監督とは?


出典:wiki/임권택

イム・グォンテク(임권택/林權澤)は韓国の映画監督で、韓国の私立大学東西大学校の「イム・グォンテク映画芸術大学」教授。全羅南道長城郡生まれ、全羅南道広州育ち。82歳。1956年にソウルに上京し1962年に映画監督としてデビュー。韓国国内の3大映画賞である百想芸術大賞、青龍映画賞、大鐘賞映画祭で3冠を達成。合計13個の監督賞を受賞しており、韓国映画監督界屈指の存在。国内では”生きる巨匠”という評価を受けている。1993年にはフランス文化院で東洋人監督として黒澤明に次いで2番目に名誉勲章を受章した。 黒澤明も映画誌において韓国人監督でよく知っていて映画を見るのはイム・グォンテク監督だと語っている。2005年にはベルリン映画祭でアジア映画人としては初めて金熊名誉賞を受賞した (金熊名誉賞は「映画芸術に大きな貢献をした映画人」(監督、俳優、プロデューサーなど)を表彰する名誉賞で1982年創設)。映像技法としてはロングテイク(長回し)やフラッシュバック(回想)などをよく用いる。制作本数は飛び抜けていて1962年のデビュー以降100本以上の作品を撮っている。1960~1970年代の作品が多く主に反共映画、反日映画が多かった。

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