韓国映画ポン・ジュノ監督作品5選

ポン・ジュノ監督は、監督本数はまだ少ないが国内外で評価が高い一人だ。1995年、短編映画の『支離滅裂』で監督デビューし、2000年に『ほえる犬は噛まない』で長編監督デビューする。『殺人の追憶』(2003年)と『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)が韓国内でヒット作品となり、その名が広まっていく。彼の作風は、暴力描写、社会風刺、予想を裏切る結末など多岐に渡る。ジャンルミックス的と言われているポン・ジュノ監督作品の中から、5選を紹介します。

1.ほえる犬は噛まない(2000年)


マンションでの犬の失踪事件をきっかけに起こるドタバタ劇。ポン・ジュノ監督のデビュー作品。個性溢れるキャラクターが多いのが特徴。


【あらすじ】ユンジュは妻ウンシルとペット禁止のマンションに住んでいる。彼の仕事は一応大学講師だが、ほとんど稼ぎがなく、ウンシルのヒモ男のような状態であった。

ある日、ユンジュはマンションに響く犬の鳴き声にイライラする。ついにユンジュは、問題の犬ピンドリを見つける。怒りが有頂天に達していたユンジュは、ピンドリを地下室へ入れてしまう。すると、マンションの管理事務所の職員のヒョンナムはマンション中にピンドリ失踪の貼り紙を貼っていく。

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2.殺人の追憶(2003年)


実際に起きた未解決連続殺人事件をモチーフにした映画。ポン・ジュノ監督がメガホンを取った韓国映画の傑作サスペンス。ソン・ガンホ、キム・サンギョンが刑事役で息ピッタリの演技を見せる。


【あらすじ】1986年、ソウル郊外の農村で若い女性が殺害される事件が起きる。しかも強姦された跡があり、変死体となっていた。捜査に当たるのは地元のパク刑事と、ソウル市警のソ刑事。
静かな農村で起こった殺人事件に、大勢の見物人が来る事態となっていた。パク刑事とソ刑事は、それぞれ自分のやり方で捜査を進めたいため、度々衝突する。事件の手掛かりがつかめないまま、第二の殺害事件が起きる。

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3.グエムル-漢江の怪物-(2006年)


『グエムル-漢江の怪物-』(グエムル はんがんのかいぶつ)は、2006年の韓国映画。2006年7月7日に韓国、同年9月2日に日本で公開された。2007年までに世界23カ国で公開された。韓国では観客動員1230万人と言う同国の歴代動員記録を塗り替える大ヒットとなった。日本語タイトルにある「グエムル」とは原題の괴물(怪物)をカタカナ表記したものである。


【あらすじ】ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物<グエムル>が現れた!河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われていく。気付いた時には遅かった!

カンドゥの愛娘、中学生のヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政府に隔離されてしまう。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう。果たして彼らはヒョンソを救えるのか?そしてグエムルを倒すことはできるのか!?

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4.母なる証明(2009年)


殺人事件の容疑者にされた息子の無実を証明するために奔走する母親を描く。監督は多くのヒット作品を生み出しているホン・ジュノ。兵役後の復帰第1作となるウォンビンが息子役で出演している。


【あらすじ】ヘジャは薬店で働いている。一人息子のトジュンを育て、貧しいながらも一生懸命生きている。トジュンは29歳になる立派な青年だが、未だに母親の手がかかる息子だ。

ある日、ヘジャとトジュンが住む街で、少女が殺される事件が起きる。その犯人がトジュンとされ、警察に逮捕されてしまう。弁護人に相談するが、トジュンを守る気がないように見える。このままではトジュンに有罪判決が下されるのは目に見えていた。ヘジャは、トジュンの無実を証明するために動き出す。

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5.スノーピアサー(2013年)


地球は想定外の冷却が進み、一気に氷の世界と化していた。人類が生き残れるのは、永久エンジン搭載の巨大弾丸列車の中のみ。この列車内は、富裕層が環境変化以前と変わらぬ優雅な暮らしをしていた。やがて、最下層のリーダーが、富裕層から列車を奪おうと試みる。


【あらすじ】2031年、氷河期の地球。その地球上を走る1台の列車「スノーピアサー」があった。「スノーピアサー」は、氷河期の地球で人類が生き残れる唯一の場所だ。その列車内は、先頭車両の上流階級が後方車両の最下層を支配していたのである。先頭車両は派手な内装で、人々は酒や麻薬まで楽しんでいる。

一方、後方車両は監獄のような場所。後方車両にいたカーティスは、先頭車両の連中に向けて反乱を起こす。狙うのは、先頭車両にいる「スノーピアサー」の絶対権力者であるウィルフォードだ。カーティスを先頭に、後方車両にいた人々が一斉に走り出していく。

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