危路工団の評価 3.5点
危路工団のあらすじ
朝鮮戦争後、韓国は目覚ましいほどの経済発展を遂げた。その原動力となったのは1970年代から始まったアジアからの出稼労働者たちだ。彼らは航空会社の女性客室乗務員やコールセンターで働くなど韓国経済を支える欠かせない存在となった。しかし、それらの職場で横行していたのは長時間労働と残業代未払いという劣悪な環境だ。労働者の権利であるストライキをしようにも彼らには労働組合がない。過重労働の末、命を絶ってしまう者までいるほどだ。雇用者側は彼らを安くこき使うことしか考えていなかったのである。
危路工団のイントロダクション
1970年代から2000年代までのアジア人労働者の実態に迫ったドキュメンタリー映画。苛酷な労働現場の実態が浮かび上がる。労働者の権利に目を向けた作品である。
危路工団のキャスト
キム・ジンスク
シン・スネ
危路工団のスタッフ
監督…イム・フンスン
危路工団のデータ
公開日:2015年
危路工団の予告編
ライター新村のちょっと一言
ライター新村
労働者たちの辛すぎる環境が痛々しくなります。雇用者側は労働者に働きやすい環境を提供して欲しいものですね。
コメント