ボロボロに泣ける 韓国映画20選(まとめ)

韓国映画の切ないストーリーは涙を誘う作品が多いですね。今回は数ある韓国映画作品の中から切ない作品を一挙に紹介します。涙もろい人はハンカチが必須になるかもしれません。

私の頭の中の消しゴム

彼女が突然全ての記憶をなくしていく。それは、若年性のアルツハイマーのため。愛する人の顔さえも識別できなくなる悲しさが切ない。

【あらすじ】建設会社社長令嬢のスジンと建設工事現場で現場監督として働くチョルス。スジンは天真爛漫な性格、だが少し物忘れがある。チョルスは建築家志望だがこれまで孤独に生きてきた。身分の違う二人だが互いに惹かれ合い周囲の反対を押し切り結婚する。ある日、スジンは若年性のアルツハイマーだと医者から宣告される。自分だけでなく周りのもの全て記憶からなくなってしまうというのだ。スジンの記憶が失うのを止める手段はなく、やがてチョルスのことも忘れていってしまう。

私を忘れないで

事故で記憶を失っていた男性と偶然出会った女性とのラブストーリー。主演は『私の頭の中の消しゴム』でブレイクした俳優チョン・ウソン。相手役のヒロインは人気女優キム・ハヌルだ。 イ・ユンジョン監督が2人の男女のせつない愛を描いている。

【あらすじ】ソグォンは交通事故に遭ってから記憶を思い出せないようになっていた。記憶が思い出せないのは10年間にもなる。ある日、ソグォンが病院にいると目の前の女性が彼を見て泣いていた。その女性はジニョンで、ソグォンはこれまで感じたことのない気持ちを感じ始める。ソグォンはジニョンと知り合い仲の良い幸せな時間を過ごしていく。ジニョンはソグォンにとってかけがえのない人になっていた。ところが、ソグォンは少しずつ忘れていた記憶が思い出せるようになっていく。ジニョンはそんなソグォンを見て不安を感じるようになる。

アメノナカノ青空

【あらすじ】19歳のミナは、母親と2人で暮らしている。ミナは学校生活にもあまり馴染めていない。母親の目を盗んではタバコを吸ったりしている。ある日、マンションの下の階に大学生ヨンジェが引越してきた。ヨンジェは自由奔放のざっくばらんな性格の男性。ミナと知り合うと、ヨンジェは直ぐに「付き合いたい」とアプローチしてくる。そんな誘いには全く乗らないミナであった。だが、ヨンジェのまっすぐな性格にミナは次第に惹かれていく。

新しき世界

犯罪組織で潜入捜査をする警官が主人公。組織の幹部に認められ、警察の任務との間で自身の心が揺れ動く。映画祭や映画賞で高い評価を獲得した作品。

【あらすじ】新米警察官のイ・ジャソンは、警察庁のカン課長から犯罪組織ゴールド・ムーンの潜入捜査を命じられていた。ジャソンが潜入捜査を開始して8年後、組織のナンバー3までになり幹部チョン・チョンの右腕となっていた。ある日、組織の会長が急死する。会長の急死後、組織内では後継者争いが起きる。カン課長は、会長の急死を受けて組織を撲滅させようとジャソンにハッパをかける。ジャソンは、チョン・チョンへの忠誠心も芽生えており、両者の間で苦悩するようになる。そんな折り、ジャソンの正体がバレそうになる危機を迎える。

ただ君だけ

暗い過去を持つボクサーが、視覚障害という女性と出会う。その女性を助けるために純愛を貫くボクサーをソ・ジソプが演じる。釜山国際映画祭では7秒でチケットが完売したほどの人気映画。

【あらすじ】チョルミンは将来を期待されたボクサーだったが借金の取り立て屋になっていた。取り立ての際の傷害事件が仇となり、服役してからは心を閉ざしている。ある日、チョルミンは目が不自由な女性ジョンファと会う。ジョンファは視力を失いながらも明るく前向きに生きていた。その後、ジョンファはあと1ヶ月で視力を失ってしまうことが分かる。助かる方法は移植しかなくそれには莫大な金が必要だ。チョルミンは移植費を稼ぐため危険な賭博試合に出るのであった。

マルティニークからの祈り

平凡な主婦が突如、麻薬密輸容疑で逮捕されてしまう。約2年間にも及ぶ絶望と闘いの日々を映画化した作品。悪夢のような765日間の記録。

【あらすじ】韓国人主婦ジョンヨンは、ある家族のために荷物を運ぼうとしていた。だが、フランスのオルリー国際空港で逮捕されてしまう。金の原石だと思っていた荷物は麻薬(コカイン)だった。ジョンヨンはその後、韓国から12,400kmも離れたカリブ海に浮かぶ島、マルティニークの刑務所に送られる。その刑務所では韓国人はただ一人、通訳もつけられないという劣悪な環境下であった。韓国に残された夫と娘。妻を取り戻すため夫は奮闘する。一方、ジョンヨンの地獄のような日々は続く。

はちどり

女性より男性の方が優遇される韓国の1990年代。そんな時代に生きる思春期の少女の揺れ動く思いを描く。主人公の少女を演じるのはパク・ジフ。キム・ボラ監督のデビュー作品で希望や生命力の象徴とされる鳥「はちどり」にウニのイメージが合うという。

【あらすじ】1994年、14歳の中学生少女ウニは多くの世帯が住む団地で両親や姉兄と暮らしている。父親は兄には「ソウル大に入学しろ」といつも気にかけていたが、ウニの事には全く関心がない。ウニは学校でも授業中は上の空ばかりで同級生からは「あんな子は大学に行けなくて将来は家政婦だよ」と陰口を叩かれている。誰からも関心を持たれないウニはいつも孤独感を感じていた。ある日、ウニは通う塾で教師ヨンジと会う。漫画を描いているウニを見て、ヨンジは「私も漫画が好き」と共感を示す。ウニは初めて自分に関心を持ってくれる人がいたことが嬉しかった。ウニはヨンジと親しくなり兄から暴力を受けていることを告げる。ヨンジはウニに殴られて黙っているのは良くないと話すのであった。

あの人に逢えるまで

南北に生き別れた恋人の帰りを待ち続ける女性を追った短編ラブストーリー映画。ヒット作品『シュリ』を手掛けたカン・ジェギュ監督の手によるもの。ムン・チェウォンとソン・スクが共演している。南北離散家族の悲しい運命が胸を打つ。

【あらすじ】ヨニは、恋人のミヌと幸せに暮らしていた。ある日、ミヌは「土曜には戻る」と言い出かけていく。ところが、土曜になってもミヌは帰ってこなかった。来る日も来る日もヨニは、ミヌの食事を作り帰ってくるのを待っている。ある日、役所の人が来て、ヨニに北朝鮮の平壌へ行く用意をして欲しいという。理由が分からないヨニであったが、ミヌのためにお弁当を用意する。ついに平壌へ行く日がやって来た。ヨニは役所が用意した平壌へ行くバスに乗り込む。国境付近まで近づくと「無期限延期」を言い渡されるのであった。結局、ミヌに会えないままのヨニはどうなるのか?

デイジー

敵対する2人の男に愛される女性を描いた物語。ヒロイン役を『猟奇的な彼女』の代表作があるチョン・ジヒョンが演じる。相手役にはチョン・ウソン、イ・ソンジェが出演している。アンドリュー・ラウ監督によって全編オランダで撮影された。

【あらすじ】ヘヨンはまだ画家の卵で、アムステルダムで暮らしていた。彼女は広場で肖像画を描きながら、個展の準備をしている。すると、ある時からデイジーの花が届くようになる。ヘヨンは、花を届けてくれる人を幻の恋人として待ち続けていた。ある日、ヘヨンの前に客としてジョンウが現れる。ヘヨンはジョンウを見てこの人が花の贈り主だと直感する。だがジョンウは刑事で、暗殺者のパクウィを追っているのであった。ジョンウは捜査のためにヘヨンに近づいただけだった。

私のオオカミ少年

オオカミを思わせる少年と少女の出会いを描く。愛することを覚えたオオカミ少年は・・・。韓国で700万人超動員のヒットを記録した。

【あらすじ】少女スニは病気のため小さな村に引越しをしていた。そこで、身を縮めて丸くなっていた不思議な少年を発見する。その少年はどこか野性的な目をしていて言葉もうまく話せなく人間離れしているところがあった。スニは、少年を家族の一員として迎え入れチョルスと名付ける。靴紐の結び方など子供に教えるように全てをチョルスに教えていく。ある日、大家の息子ジテがスニに迫ると、チョルスはオオカミのような一面を見せてしまう。

シュリ

韓国の情報機関員と、北朝鮮のスナイパーとの悲しい恋を描く。ハン・ソッキュ、チェ・ミンシク、ソン・ガンホらが出演している。韓流映画ブームの火付け役となった、エポックメイキング的な作品で韓国映画史に残る傑作。当時の韓国映画はハリウッド映画に大きく見劣りする中で、南北対決の壮絶なアクションシーンも高く評価された。観客動員数は621万人で一種の社会現象を巻き起こした。日本では、1999年秋の東京国際映画祭にて上映されたのち、2000年1月に公開され18億円の興行収入をあげる大ヒットとなった。

【あらすじ】韓国の情報機関員であるユ・ジュンウォンは、婚約者のイ・ミョンヒョンとまもなく結婚をする予定だ。情報機関では、北朝鮮工作員のテロ活動を追っていた。そんな中、武器密売商のボスであるイム・ボンジュがスナイパーによって狙撃される。ジュンウォンは、この仕業は北朝鮮工作員イ・バンヒによるものと睨む。バンヒは時限爆弾ctxを盗む計画をしていることが分かる。

情愛中毒

ソン・スンホンが初めてイメージを覆す大胆な作品に挑戦。部下の妻に恋してしまい、一線を越えてしまう。エリート軍人のスキャンダラスな恋が始まる。

【あらすじ】1969年、ベトナム戦争は終盤になっていた。戦争で多くの成果をあげたキム・ジンピョン教育隊長は、妻イ・スクジンと軍の高級官舎に住んでいる。ある日、部下のキョン・ウジンとその妻のチョン・ガフンが官舎に引っ越してくる。ジンヒョンはガフンを見た瞬間に激しく惹かれてしまう。気持ちを押さえきれないジンヒョンはガフンと官舎の中で密会を重ねていく。隊長であるにもかかわらず部下の妻に恋してしまうジンピョン。ガフンは、誰にも言えない秘密を抱えていた。破滅的な愛にのめり込んでしまった二人の運命は!?

まぶしい日に

【あらすじ】チンピラのジョンテは、賭博の最中に相手と喧嘩して刑務所に入ることになってしまう。そんな生活を繰り返していたジョンテであったが彼の前にソニョンという名の女性がやってくる。ソニョンは、ジョンテに7歳の娘がいるという。ジョンテはソニョンの言う事を信じなかったが娘ジュンと暮らすことにする。「パパ」というジュンに最初は何の感情もなかったジョンテ。ジュンの純粋な姿を見るとジョンテの心が動かされていく。

隠された時間

代表作『華麗なるリベンジ』などがある俳優カン・ドンウォンの主演作品。満月の夜に起きた謎の失踪事件。ミステリアス、サスペンスフルなラブストーリーに仕上がっている。

【あらすじ】スリンは母を亡くし、義父と離島に引っ越してくる。少女スリンは母を亡くした心の痛みを抱え自分の殻に閉じこもり、島での環境に慣れないでいた。スリンは親がいない少年ソンミンと出会う。二人は自然と仲良くなっていき幼いながらも恋心を抱く。ある満月の日、スリンと3人の少年は洞窟へ行く。そこで少年達は失踪してしまい、スリンだけが帰ってくる。数日後、スリンの前に「ソンミンだ」と言う男がやって来る。村の人々は、その男をソンミンと信じることができなかった。だが、スリンはその男がソンミンであると信じるのであった。本当にこの男は大人になったソンミンなのか!?

美人図

18世紀朝鮮の天才絵師、シン・ユンボクの軌跡を描く。絵師が女だったという仮説のストーリーとなっている。人間国宝によって再現された名画の美しさが光る。

【あらすじ】18世紀末の朝鮮ルネッサンス時代。色と欲の渦巻く女人禁制の宮中で、男絵師として宮中に入るシン・ユンボク。ユンボクは絵画の才能を見出され信頼を得ていく。ある日、ユンボクはガンムと出会い恋に落ちてしまう。ガンムの前では女をさらけ出すユンボク。だが宮廷で隠していた愛には不幸が訪れようとしていた。

ソウォン/願い

2008年に韓国で発生した幼女暴行事件をモチーフにしている。暴行事件の被害者家族の慟哭を中心に描く。家族が絶望の淵から復活するまでの道のりが胸を打つ。

【あらすじ】雨が降る朝、8歳のソウォンは一人で学校に向かう。その途中で、酒に酔った男に連れられ性暴行を受けてしまうのであった。ソウォンは傷だらけの状態で発見され病院へ運ばれる。病院に駆けつけた父親のドンフンと母親のミヒは、ソウォンの姿を見て泣き崩れるしかなかった。事件のことを聞きつけたマスコミが病院へと集まり、ソウォンの証言を得ようとする。殺到したマスコミを見たドンフンとミヒはソウォンを守ろうとする。その後、暴行をした男の裁判が行われた。男は「何も覚えていない」と主張するのであった。事件を立証するにはソウォンの証言が必要になるのだが、ドンフンとミヒは事件を思い出せなくないと悩む。

とかげの可愛い嘘

【あらすじ】ある日、ジョガンのクラスに黄色のレインコートを着たアリが転校してくる。アリはポケットにトカゲと入れていたりと、ちょっと変わった行動をしていた。しかもアリは「私に触れると呪われるよ」と言い、周囲を驚かせる。クラスのほとんどがアリと関わりを持つことを避ける中、ジョガンは彼女のことが気になり始める。ジョガンがはしかで学校を休んでいると、アリはいなくなってしまっていた。

霜花店(サンファジョム) 運命、その愛

チョ・インソン、チュ・ジンモが共演した壮大な歴史絵巻。宮廷における3人の男女関係を中心に据えたストーリー。同性愛シーンなどのきわどいカットがあるのが特徴だ。

【あらすじ】高麗時代末期が舞台。恭愍王は元からの圧力に苦しんでいた。元は、恭愍王は王妃との間に後継者がいないことに対しても圧力をかけていた。王は実は、王妃を愛することができないという悩みを抱えていたのである。そこで腹心の部下である乾龍衛の隊長ホンニムに、王妃との子供を作るよう促す。だがそれは、王にとっての苦渋の決断であった。2人の愛し合う姿を目にした王は、ホンニムに対して憎しみが沸き始める。

建築学概論

韓国で興行成績を塗り替えて、大ヒットを記録した映画。大学時代の初恋の相手に出会い、昔抱いていた想いが蘇る。現在と過去の描写が交錯する作りとなっている。

【あらすじ】建築家のスンミンの前にソヨンと名乗る女性が現れて「家を建ててほしい」と依頼するのであった。ソヨンの家を建てる計画を始めると、スンミンはソヨンが、15年前の大学時代の初恋相手だったことに気づく。彼女は、大学の「建築学概論」という授業で一緒だったのだ。スンミンは当時、ソヨンへの想いを告げられずにいたのである。ソヨンと一緒に家を建てていくスンミン。彼女への想いが15年の時を経て募っていく。この想いが愛だと感じたスンミンはソヨンに想いを告げようとするが、彼女には婚約者がいた。

ワン・デイ 悲しみが消えるまで

俳優・キム・ナムギルが2年振りに主演した映画。昏睡状態で眠っている女性が自分だけ見えるという難しい役を見事に演じている。せつなくて心を揺さぶる新しい“愛のかたち”がある。

【あらすじ】保険調査員のガンスは最愛の妻を失い、無気力な日々を過ごしていた。ある日、ガンスは交通事故で昏睡状態になっているミソの担当になる。ミソが入院している病院を訪れたガンスは、ある女性から声をかけられる。その女性は「自分はミソである」と主張するのだった。つきまとってくるミソを煙たがるガンス。ついに、ミソが見えているのは自分のみだということに気づく。ミソの霊魂がそこにいることを悟るガンス。ミソと付き合うことになり、彼女の事故には“ある事実”があることを知るのであった。

ライター新村のちょっと一言

ライター新村
ライター新村
筆者は「私の頭の中の消しゴム」が切なくなった作品の一つです。ストーリーの秀逸さ、俳優の演技力の高さが胸を打つのでまだご覧になっていない人はオスススメの作品です。

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