【最新版】2020年公開の韓国映画まとめ

2020年公開の韓国映画を紹介します。コロナ渦で映画館に足を運ぶ人が遠のいている人もいるかもしれませんね。そんな昨今ですが韓国映画はそんな中でも注目作品が続々公開予定となっています。これから是非とも鑑賞していただきたい作品を紹介します。

PENINSULA (半島) 「2021年1月公開予定」

ソンビに支配された韓国で巨額の報酬のために一人の男が死闘を繰り広げる。人気俳優カン・ドンウォンの2020年主演最新である。『新感染 ファイナル・エクスプレス』を手掛けたヨン・サンホ監督らしいアクション作品。

【あらすじ】4年前、韓国全土にゾンビウイルスが猛威を振い国を荒廃させてしまった。このソンビウイルスのせいで人々が住めない国になってしまっている。ジョンシクは韓国を脱出し香港にいた。ある日、ジョンシクは暴力組織のボスから韓国に戻るよう指示される。大金のドル札が入ったジュラルミンケースを持ってこいという。成功すれば報酬が得られると言われたジョンシクはボスの提案を受け入れ韓国に戻る。しかし、韓国は4年前よりもゾンビが増殖していた。ジョンシクが韓国に足を踏み入れた途端、ゾンビが襲ってくる。

君の誕生日 「2020年11月27日公開」

韓国全土に衝撃を与えたセウォル号沈没事故で息子を失った家族を題材にした作品。イ・ジョンオン監督はこの作品を撮影する前、多くの事故の犠牲者と向き合ってきた。ソル・ギョングとチョン・ドヨンが事故で息子を失い悲しみにくれる両親を演じている。

【あらすじ】2014年4月16日に起きたセウォル号沈没事故は多くの修学旅行中の高校生が亡くなった。海に沈没したままのセウォル号は未だ引き上げられず船を上げる署名運動が行われている。母スンナムはこの事故で息子スホを亡くし心の傷が癒えていない。父ジョンイルは事故当日韓国から離れていたがスンナムの元に帰ってくる。スンナムはジョンイルに「なぜ今さら帰ってきたの?」と辛く当たる。ジョンイルは事故当日韓国にいなかったことを悔やんでいたのであった。まもなく事故でスホを失ってから初めての誕生日がやってくる。

詩人の恋 「2020年11月13日公開」

倦怠期の妻とのやりとりや創作で思い悩む中年詩人の男が一人の青年と会ったことで魅了されていく。現実逃避のさえない主人公をヤン・イクチュンが熱演している。相手の青年役はチョン・ガラムが演じています。東京国際映画祭で上映され、2020年11月に日本で公開予定となっている作品です。

【あらすじ】済州島で妻と暮らしている詩人の男はいつまで経っても売れなかった。食べていくために彼は高校で詩の授業を請け負っている。稼ぎの悪い夫に我慢ならない妻はいつも彼にきつく当たっていた。結婚生活も長くなるのに未だ子供ができておらず、妻は子を授かることを望んでいる。ついには産婦人科に彼を無理矢理連れていき不妊治療の検査を受けさせる始末。詩人は妻の前のめりに全く気が乗らなかった。ある日、詩人はドーナツ店で新作の詩を書いているとそこで働いているアルバイトの青年と会う。優しく接してくれる青年に彼はトキメキを感じ始めていたのである。

82年生まれ、キム・ジヨン 「2020年10月9日公開」

主人公「キム・ジヨン」の記憶をたどる独白のような形でストーリーが展開していく。韓国社会で女性の生きづらさに思い悩む様子が描かれている。チョン・ユミとコン・ユの共演作品で『トガニ 幼き瞳の告発』、『新感染 ファイナル・エクスプレス』でタッグを組んだ経験があるため二人の息はピッタリである。

【あらすじ】1982年に生まれたキム・ジヨンは当時流行していたありきたりの名前から付けられた。ジヨンは夫デヒョンと1歳の娘と3人で暮らしている。大学卒業後ジヨンは企業で働いていたが娘が産まれたため会社を辞めている。夫デヒョンはIT企業に勤務していて毎日帰りが遅い。ジヨンはデヒョンのためにいつも夜遅くまで家事をして帰りを待っていた。ある日、ジヨンは街で歩いていると見知らぬ人から罵られてしまう。その日を境にしてジヨンの口数が減っていく。デヒョンはジヨンの様子が変になっていることがわかった。問いかけてもあまり反応しない彼女は今までなかったからだ。ついにデヒョンはジヨンを精神病院へ連れていく。

ヒットマン 「2020年9月25日公開」

元国家情報員の男がWEB漫画に機密情報を書いてしまったために身の危険が及ぶストーリー。人気俳優クォン・サンウが主演のWEB漫画家を演じた最新作。チェ・ウォンソプ監督がコミカル要素満載の作品に仕上げている。

【あらすじ】国家情報院に所属しているジュン。ジュンは与えられた任務はそつなくこなしてきたが、WEB漫画家になりたいという夢を捨てきれないでいた。ついにジュンは国家情報院を飛び出しWEB漫画家になる決意をする。ある日、ジュンは家で酒を飲み酔っ払ったまま漫画を書き始める。内容はジュンが国家情報院に所属してた1級秘密と呼ばれる外部に知らせていけないものばかり。アクセス数は急激に伸び、ジュンが書いた漫画は一夜にして大ヒット。気をよくしたジュンは書き込みを見てみると悪い評価に愕然とする。この国家機密をもらしてしまったことが仇となり、ジョンは命を狙われるハメになってしまう。

私を探して 「2020年9月18日公開」

息子が行方不明になったままの母親が見知らぬ場所で捜索をするサスペンス。女優イ・ヨンエの14年ぶりとなる主演最新作だ。子供を捜すことに強い信念を持ち続ける母親役を熱演している。ユ・ジェミョン、パク・へジュンらの共演。

【あらすじ】ジョンヨンの息子が行方不明になって6年が経過していた。その間ジョンヨンの元には息子に関する情報が寄せられていたがどれも有力なものはない。ある日、ジョンヨンに息子そっくな子を見たという情報が寄せられる。ジョンヨンは即座に息子を見たという土地へ行く。その村に着いてジョンヨンは警察のポンに息子のことを聞くが全く知らないという。ジョンヨンは村人に息子について聞いて回るが何も知らないの一点張り。村人から何か監視されているような気もし始めるジョンヨン。村に対する怪しさは増していくばかりだった。

神の一手:鬼手編 「2020年8月7日公開」

全てを失った男が囲碁で復讐を果たしていく様子を描く。孤独の天才棋士を演じるのは昨今様々なジャンルの役に挑戦しているクォン・サンウ。役を演じるに当たり、プロ棋士の指導のもとで囲碁も体得し本作品の撮影に臨んだというほど力が入っている。

【あらすじ】グィスは家族を失い一人で孤独に生きていた。そんなグィスの唯一生きる術は亡き父が教えてくれた囲碁だ。グィスが人並み外れた囲碁の腕前を持てるようになったのも父が生前特訓してくれたおかげだ。神の一手と称される手を繰り出し裏社会のスゴ腕棋士たちを撃破していく。ついにグィスは最強棋士ファン・ドギョンと対決することになる。ドギョンはグィスを孤独に追いやった原因を作った男。何としてもドギョンを倒さなければならなかった。

最も普通の恋愛 「2020年7月31日公開」

恋愛に対する考えが異なる男女が次第に心を通わせていくラブコメディ映画。「江南ブルース」でシリアスな演技が光っていたキム・レウォンがコミカルな演技をそつなくこなしている。相手役のヒロインは「椿の花咲く頃」に出演したコン・ヒョジン。キム・レウォンとコン・ヒョジンは2003年以来久しぶりの共演となった。

【あらすじ】ジェフンは別れたものの元カノに未練タラタラであった。酔っ払ったジェフンは知らない女性と2時間も電話をする。翌日、ジェフンのチームにソニョンが異動してきた。見知らぬ通話履歴があることに気付いたジェフンは、その相手がソニョンであったことが分かり気まずくなる。ジェフンはソニョンが彼氏と喧嘩別れした後直ぐに別の男と付き合っているのを知る。スパっと恋愛を切り替えることができるソニョンのことをジェフンは信じられなかった。一方、ソニョンはジェフンが別れた相手のことを思い未練があることが理解できない。会う度に恋愛の価値観の違いから口論するジェフンとソニョン。いつしか2人はお互いのことを気になり始めていた。

傷つけない 「2020年7月24日公開」

廃業寸前の動物園のスタッフが考えたのは自分達で動物になりきることだった。動物の変装が果たして上手くいくのかその行方に注目だ。アン・ジェホン、カン・ソラ、パク・ヨンギュらが共演している。

【あらすじ】テスはドンサンパークの園長を務めている。ドンサンパークは赤字続きで廃園寸前の状態であった。お客さんは来ないばかりか動物園の売りである目玉の動物もほとんどいない。テスは悩んだ末にスタッフ達に動物になってお客さんに見せようという。この日からスタッフは動物になりきるための猛特訓が始まった。ライオンやホッキョクグマにそれぞれ変装してお客さんの前に出る日を迎える。スタッフは動かない姿勢で耐えているのが辛かったが、お客さんは喜んでくれていた。テスはホッキョクグマになりきり拍手喝采を浴びていたが喉が渇きコーラを飲んでしまう。

悪人伝 「2020年7月17日公開」

極悪組長と暴力刑事が手を組み連続殺人犯を追うバイオレンスアクション。凶悪なヤクザの組長を演じるのは肉体派俳優のマ・ドンソク。彼とタッグを組む刑事役はキム・ムヨル。狂気の連続殺人犯を演じるのはキム・ソンギュだ。韓国での観客動員数は300万⼈を超える大ヒットとなっている。

【あらすじ】チャン・ドンスは裏社会を牛耳る犯罪組織のボスとして名を馳せていた。ある夜ドンスは組員らと別れ一人で帰ろうとすると何者かに襲われる。この事件を担当することになったのは警察内で荒くれ者として知られているチョン刑事だ。チョン刑事は一命を取り留め病院に入院しているドンスに会いにいく。そこでドンスにチョン刑事は「お前を襲った男は連続殺人犯だ」と告げる。ドンスは犬猿の仲である警察の言うことなど信じなかった。犯行は対立している組織によるものだと考え、手下に犯人を追わせる。そんな中、チョン刑事はドンスに二人で協力して殺人犯を捜さないかと提案するのであった。

マルモイ ことばあつめ 「2020年7月10日公開」

日本統治時代の朝鮮半島で朝鮮語の辞書を作るために奮闘した人たちの様子を描いている。1942年に起きた朝鮮語学会事件をモチーフにして作品が作られた。主演はユ・ヘジン、ユン・ゲサンで朝鮮語学会員を熱演。映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』で脚本を担当したオム・ユナ監督の初作品だ。

【あらすじ】1940年代の朝鮮半島は、監視と弾圧が激しくなっていく日本統治時代であった。親日派の父を持つジョンファンは町で朝鮮語が使われなくなっていくことに危機感を覚える。パンスは金もなく盗みを繰り返しながら暮らしていた。ある日、パンスはジョンファンの鞄を盗む。ジョンファンはパンスを追いかける。

朝鮮語学会代表を務めるパンスは仲間らと朝鮮語の辞書を作ろうとしていた。パンスはジョンファンの前に再び姿を見せ、辞書作りに参加することになる。字が読めないパンスであったが段々と母国語の大切さが分かるようになっていく。しかし、日本政府に朝鮮語の辞書を編纂していることを知られてしまい彼らへの弾圧が容赦なく始まるのであった。

はちどり 「2020年6月20日公開」

女性より男性の方が優遇される韓国の1990年代。そんな時代に生きる思春期の少女の揺れ動く思いを描く。主人公の少女を演じるのはパク・ジフ。キム・ボラ監督のデビュー作品で希望や生命力の象徴とされる鳥「はちどり」にウニのイメージが合うという。

【あらすじ】1994年、14歳の中学生少女ウニは多くの世帯が住む団地で両親や姉兄と暮らしている。父親は兄には「ソウル大に入学しろ」といつも気にかけていたが、ウニの事には全く関心がない。ウニは学校でも授業中は上の空ばかりで同級生からは「あんな子は大学に行けなくて将来は家政婦だよ」と陰口を叩かれている。誰からも関心を持たれないウニはいつも孤独感を感じていた。ある日、ウニは通う塾で教師ヨンジと会う。漫画を描いているウニを見て、ヨンジは「私も漫画が好き」と共感を示す。ウニは初めて自分に関心を持ってくれる人がいたことが嬉しかった。ウニはヨンジと親しくなり兄から暴力を受けていることを告げる。ヨンジはウニに殴られて黙っているのは良くないと話すのであった。

悪の偶像 「2020年6月26日公開」

エリート政治家の父としがない中年父があるひき逃げ事件によって運命が狂わされていく。韓国を代表するトップ俳優ハン・ソッキュとソル・ギョングの豪華共演作品。事件の鍵となる消えた目撃者である被害者の妻を演じるのはチョン・ウヒ。イ・スジン監督の手によって予測不能なサスペンスが展開されていく。

【あらすじ】市議会議員のク・ミョンフェはクリーンイメージで間もなく行われる知事選挙の有力候補となっていた。ある日、ミョンフェに妻から息子ヨハンが車を使い海岸沿いの道路で人をはねたという電話を受ける。慌ててミョンフェが自宅ガレージに戻ると、事故を起こした車に妻が何かをしている。「何している」とミョンフェが妻に尋ねると怯えた表情をしていた。そこには被害者の血まみれの死体があったのである。事故の目撃者がいないことが分かると、ミョンフェは死体を事故現場に戻し息子が死体遺棄罪に問われないようもみ消し工作をする。息子には自首をさせ世間からのバッシングを受けることで自分のクリーンなイメージに傷がつくのを最小限に留めようとしたのであった。後日、ミョンフェは被害者の父親ジュンシクに謝罪する。ジョンシクから事件当時息子と一緒にいた妻リョナが帰ってこないことを告げられる。事件には目撃者がいたのであった。リョナに事件のことを話されるのはまずいと感じたミョンフェは裏社会の探偵にリョナの行方を追わせる。

暗数殺人 「2020年5月29日公開」

韓国で実際に起きた事件をモチーフとしたクライムサスペンス映画。映画界で欠かせない存在の名優キム・ユンソクが事件の解決に挑む主人公の刑事を熱演している。相手の殺人犯役は『アシュラ』などに出演したチュ・ジフン。『クロッシング』で衝撃を与えたキム・テギュン監督の作品。

【あらすじ】カン・テオは恋人を殺した罪によって刑務所で服役している。ある日、キム・ヒョンミン刑事はテオに呼ばれ会いに行く。テオはヒョンミンに「俺は7人を殺した」と告げる。ヒョンミンはテオの話を信じなかったが死体を川に沈めたり埋めたりしたという。上層部にテオの話をヒョンミンがすると、「あいつはホラ吹きだ」と言われ誰もまともに聞いてくれない。ヒョンミンはテオが死体を埋めたという場所へ行き白骨死体を見つける。テオの証言通りであったことに愕然とするヒョンミン。ヒョンミンが再びテオと会い「残りの遺体はどこに埋めた?」と聞くと、テオが何の話をしているのかととぼけ始めるのであった。

人間の時間 「2020年3月20日公開」

韓国の鬼才キム・ギドク監督の最新作。クルーズ旅行を楽しむ乗客たちが人間の欲望に翻弄される様子を巧みに描いている。チャン・グンソク、アン・ソンギの共演。ギドク作品に出演経験のあるオダギリジョー、藤井美菜も出演している。

【あらすじ】退役した軍艦を使ったクルーズ旅行が行われている。大海原を進む軍艦にはカップルや有名議員とその息子など様々な背景をかかえた人々が乗船していた。軍艦が進むに連れて乗客たちは酒やドラッグ、セックスなどどんどん開放的な生活を送るようになる。気が付くと軍艦は海ではなく空の上を飛んでいたのであった。乗客たちは残された食料を奪い合うなど常軌を逸していく。食料が尽き困窮した乗客たちは、ついに人肉にまで手を出す。

ムルゲ 王朝の怪物 「2020年3月13日公開」

『グエムル 漢江の怪物』と並ぶ韓国モンスター映画の代表作。朝鮮国最強の武人といわれた武人が正体不明の物怪(ムルゲ)に挑む物語。初登場第1位となり韓国内1163館で公開されるまでに至った。『朝鮮名探偵鬼<トッケビ>の秘密』に出演したキム・ミョンミンの主演。

【あらすじ】1527年朝鮮・中宗22年。仁王山に現れた獣が人を食い殺したという噂が広まっていた。民はその怪物を“物怪(ムルゲ)”と呼んでいる。ムルゲと遭った人間は運良く逃げても疫病で死ぬと言われていたのであった。11代中宗王はこの噂について失脚を目論む者たちの陰謀だと考えるようになる。真相を究明するため王は朝鮮国最強の武人と言われているユン・ギョムを呼び戻す。ギョムはかつて朝廷に仕えていたが追放されていた。王の命を受けたギョムはミョンらと共に仁王山に向かう。

PMC:ザ・バンカー 「2020年2月28日公開」

軍事境界線の地下30mの要塞を舞台に繰り広げられる熾烈なバトルが壮大なスケールで展開されていく。ヒット映画『神と共に』の製作チームが集結しアクションシーンではP.O.V.やドローンからの視点が映像に取り入れられた。韓国トップ俳優ハ・ジョンウとイ・ソンギュンの共演。監督・脚本は『テロ、ライブ』のメガホンを取ったキム・ビョンウが担当した。

【あらすじ】民間軍事会社(PMC)の傭兵隊長エイハブはCIAから極秘ミッションを受ける。軍事境界線の地下30mにある要塞(バンカー)から北朝鮮の要人を捕え安全な場所へ護送せよというものであった。エイハブは腕利きの傭兵で11名の部下と共に要塞に乗り込み10分で要人を確保することに成功する。任務を終えようとするエイハブにCIAが別に雇ったPMCが襲撃を仕掛けてきた。彼らはエイバブが確保した要人を奪還しようとしていたのである。要塞の中で孤立してしまうエイハブたち。行き場を失ったエイハブたちは仲間割れが起きてしまう。エイバブは要人を連れ敵の包囲網をくぐり抜けて脱出することを試みる。

スウィング・キッズ 「2020年6月2日公開」

収容所で戦争捕虜たちによって結成されたダンスチームが絆を深めていく姿を感動的に描いている。人気K-POPグループ「EXO」が主人公の朝鮮人民軍ロ・ギス役を熱演。D.O.は今作の重要パートであるタップダンスシーンの習得に約5ヶ月間の猛特訓を行った。公開わずか9日で観客動員100万人を記録し『サニー 永遠の仲間たち』を手掛けたカン・ヒョンチョル監督のヒット作。

【あらすじ】朝鮮戦争が行われている1951年、巨済(コジェ)捕虜収容所があった。収容されているのは北朝鮮や中国人の捕虜たち。ロバーツ所長は収容所のマイナスイメージを払拭するため戦争捕虜たちでダンスチームを作ろうとする。東洋人がアメリカのタップダンスをするのは無理という声にも耳を貸さない。ある日、朝鮮人民軍の問題児ロ・ギスは米軍兵士がタップダンスを踊っている様子を見て胸を踊らせる。ダンスチームのメンバーに選ばれたのはギス、パンネ、ビョンサム、シャオパン、ジャクソン。リーダーの黒人下士官ジャクソンは元ブロードウェイのタップダンサーであった。ジャクソンの教えによって少しずつタップダンスを覚えていくギスたち。「スウィング・キッズ」というチーム名を付け収容所のクリスマスパーティーでのデビュー公演が近づいてきていた。

無垢なる証人 「2020年1月24日公開」

『私の頭の中の消しゴム』などの代表作で知られるチョン・ウソンが主役の弁護士役を務め、ある事件の目撃者となった自閉症の少女との交流を描くヒューマンドラマ。映画のキーパーソンとなる自閉症の少女を若手女優のキム・ヒャンギが演じている。『戦場のメロディ』などのヒット作品があるイ・ハン監督が手掛けた。韓国では公開後230万人突破の大ヒットとなった。

【あらすじ】ある日、一人の家政婦が殺人事件の容疑者として逮捕される。取り調べで彼女は「自分は殺していない」と話す。しかし、検察は家政婦が殺したと主張。そんな中、この家政婦の弁護をすることになった弁護士のスノ。スノはこの事件で無罪を立証すると自身が出世できることになっていた。

事件を調べていくと、一人の目撃者がいることが分かる。事件の目撃者は自閉症の少女ジウであった。スノは事件のことを聞こうとジウに会いにいくが、会話すらままならない。ジウは自分だけの世界に入り込み、なかなか心を開いてくれない。だが、スノは彼女の心を開かせようと努力する。そんなスノの努力が実り、ついにスノが「証人になりたい」と言ってくれたのであった。

パラサイト 半地下の家族 「2020年1月10日公開」

韓国を代表する名監督ポン・ジュノとソン・ガンホ主演の話題作品。裕福な家族と貧しい家族が交差したことから始まるストーリーを描く。第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し数々の映画祭を席捲した。韓国では動員1,000万人突破しネタバレ禁止運動が起きたほど。韓国社会が直面している富格差への痛烈な批判も織り交ぜている。

【あらすじ】キム・ギテク一家は韓国で貧しい人たちが暮らす象徴の半地下の家に住んでいる。ギテクは仕事もせずただ毎日楽天的に過ごしていた。長男ギウとギジョンは家にわずかに入るWiFi電波を探すのに必死になっている。ある日ギウは友人から「俺の代わりに家庭教師をやらないか」と言われるのであった。大学生ではないギウはこのままでは家庭教師をすることはできないので、ギジョンを使い在学証明書を偽造しIT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸に面接に行く。家庭教師として雇われたギウはドンイク一家と親しくなる。奥様ヨンギョから美術の先生も探していると言われ妹ギジョンを紹介し彼女も大豪邸の中に入ることに成功。2人の優秀な家庭教師の振りを見たドンイクは何かおかしいと気づき始める。

虐待の証明  「2020年1月3日公開」

実在の児童虐待事件を基にした憎悪と悲哀の連鎖を描いた衝撃作。過去に虐待を受けた女性が似た境遇の少女を助けようと奮闘する。ドラマ『知ってるワイフ』で人気を得た女優ハン・ジミンが主演。ハン・ジミンはこの映画で第39回青龍映画賞において女優主演賞を受賞した。

【あらすじ】ペク・サンアは幼少の頃、酒に溺れた母に殺されかける。サンアはレイプ事件に巻き込まれた際、加害者に正当防衛するがその父親が有力者であったため彼女が逮捕されてしまう。刑を服役した後もサンアは荒れた生活を送る。そんなスンアをジャンソプ刑事は心配していた。

ある晩、サンアは夜の街で少女ジウンを見かける。ジウンの体は傷だらけでサンアは彼女が虐待を受けていることがすぐ分かった。ジウンと会う度に体の傷が増えていることにサンアは耐えられなかった。サンアはジウンに自分と同じ目には合わせないと決意し逃避行を始める。だがその結果、サンアにはジウンを誘拐したという容疑がかけられてしまう。

エクストリーム・ジョブ  「2020年1月3日公開」

解散目前の麻薬捜査班がフライドチキン屋の偽装営業をしながら犯人を追うドタバタ捜査劇。観客動員1600万人を記録し韓国歴代興収ランキング第1位となった。2019年度NO.1ヒット作品となり『エクストリーム・ジョブ』旋風が起きました。演技派俳優リュ・スンリョンら豪華俳優陣が集結しイ・ビョンホン監督が設定した奇抜なストーリーが笑いを呼ぶ111分となっています。

【あらすじ】コ班長率いる麻薬捜査班は犯人を捕まえることができずいつ解散させられてもおかしくない状況にあった。そんな麻薬捜査班に大チャンスが与えられる。それは麻薬組織の大ボスイ・ムベを捕らえろという指令であった。コ班長はチャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンのメンバーと共に潜入捜査を開始する。彼らが行う捜査は犯罪組織のアジト前にフライドチキン屋の偽装営業をして張り込むという計画だ。マ刑事は持ち前の絶対味覚を活かして特製チキンを完成させる。その美味しいチキンが評判となりフライドチキン屋は大繁盛する。最初はフライドチキン屋などやる気がなかったメンバーたちも連日訪れる多くのお客さんを前にして大張り切り。捜査は後回しでフライドチキン屋の経営に夢中になっている。そんなメンバーたちの前にイ・ムベが姿を現す。

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