猟奇的な彼女の評価 4.0点
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猟奇的な彼女のあらすじ
キョヌは、地下鉄のホームで酔っ払っていた女性を見つける。性格の優しいキョヌは、その女性を介抱する。すると、いきなり暴言を吐かれ、ひっぱたかれてしまう。その後、キョヌはこの女性に呼び出され、あの日の行動を責められる。もう二度と会うまいと誓ったキョヌだが、この女性につきまとわれるようになる。
猟奇的な彼女のイントロダクション
チョン・ジヒョン、チャ・テヒョンが共演した、韓国映画史に残るラブコメ映画の傑作。本作以降の作品に良くも悪くも大きな影響を与えた。インターネットの掲示板に載ったエピソード、ネット小説がモチーフになっている。クァク・ジェヨン監督の作品。映画公開から20年も経つが公式ホームページ(音量注意)が現在まで残っていることからもその人気の高さが伺える。
管理人のちょっと一言
猟奇的な彼女のキャスト
キョヌ…チャ・テヒョン
彼女…チョン・ジヒョン
キョヌの父…キム・インムン
キョヌの母…ソン・オクスク
彼女の父…ハン・ジニ
猟奇的な彼女のスタッフ
監督…カク・チェヨン
脚本…カク・チェヨン
撮影…キム・ソンボク
猟奇的な彼女のデータ
公開日:2003年1月25日
上映時間:122分
配給:アミューズピクチャーズ
猟奇的な彼女の関連情報
「猟奇的な彼女」は、キム・ホシクのネット小説が原作。原作は韓国で1999年8月からパソコン通信「ナウヌリ (nownuri)」にて連載された。ワガママすぎる彼女に振り回される男を主人公にしたドタバタ劇が人気となり連載も延長、書籍も10万部を超えるベストセラーとなり映画化が決定した。監督は一貫してラブストーリーを撮り続けるクァク・ジェヨン監督。本作は同監督の出世作となった。また主演のチャ・テヒョン、チョン・ジヒョンにとっても国民的俳優への階段を駆け上がるきっかけとなった作品だ。
基本的にはB級映画のテイストであるものの内容が面白すぎるため未だに韓国映画で「猟奇的な彼女」を超えるラブコメ映画は現れていない。その意味では韓国ラブコメ映画の伝説的な作品で、後の作品に与えた影響でいうと功罪両方あるとも言えそうだ(どうしても影響を受けてしまう)。本作は映画の公開時にはそれほど注目を集めるような特筆すべき映画ではなく、数多く出る国内映画のひとつといったイメージだった。それなりの俳優陣と実力のある枯れた監督がとあるラブコメを撮った、という程度の感じだろうか。なにより主演のチャ・テヒョンがランニング・ギャランティ(収益に応じたギャラ支払い)契約をしていないことからも、本作への期待度の低さが伺い知れる。
本作は公開33日目に400万人を突破。当時では社会現象的な人気となった「チング」に続く歴代2番目の早さで400万人突破を記録した。現在の韓国映画の観客動員数の水準からすると大したことがないように思えてしまう数字だが「シュリ」を除けばここまでのヒット作というのは当時はまだまだ少なかった。最終的には500万人の観客動員を記録した本作だが、まだ当時は広告宣伝費(マーケティング費用)も今より少なかったため、現在で換算すると1000万人級の興行収益を上げることができた。
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