韓国映画を彩るのはやはりその演技が光るレジェンド俳優と言っても過言ではありません。今回は圧巻の演技力に引き込まれるレジェンド俳優が出演している韓国映画作品をまとめて紹介します。
ソン・ガンホ
タクシー運転手 約束は海を越えて(2017年)
韓国現代史に語り継がれる光州事件。この日には、真実に隠されたもう1つの真実があった。平凡なタクシー運転手とドイツ人記者がこの事件に隠された真実を紐解いていく。
【あらすじ】映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、1980年に起きた民主化を求める光州事件を題材にして作られた韓国映画。2017年8月2日に韓国で公開され、日本公開は2018年4月21日である。韓国では動員1200万人を突破した人気映画の一つとなった。この頃光州では、学生達を中心に民主化を求めるデモが起きていた。デモは拡大し、戒厳軍と銃撃戦になるなど激しさを増していた。
タクシー運転手であるキム・マンソプ(ソン・ガンホ)は、「通行禁止時間までに光州に行ったら10万ウォン支払う」というドイツ人記者・ピーターをタクシーに乗せる。10万ウォンが欲しいマンソプは、検問を切り抜け、光州を目指す。何とか光州にたどり着いたマンソプであったが、そこで軍が民衆に暴虐を振るう場面を目にする。市民が銃弾に倒れ、この場所にいることに危険を感じるマンソプ。ピーターは危険を気にすることなく、記録を取り続けることに夢中になっていた。地方都市に住む人々が民主化を求めて必死で戦う姿が心を打つ。
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弁護人(2013年)
俳優ソン・ガンホが盧 武鉉(ノ・ムヒョン)の元大統領の弁護士時代の役を演じている。民主化勢力を弾圧しようとした捏造事件の弁護人を引き受ける。実際の冤罪(えんざい)事件をモチーフにしたヒューマンストーリー。
【あらすじ】韓国第16代韓国大統領盧 武鉉(ノ・ムヒョン)の弁護士時代のストーリー映画。1980年代初頭の韓国、税務弁護士ソン・ウソクは釜山で名を馳せ、抱える案件も増え、全国区の弁護士デビュー目前の状況となっていた。そんな中、若い頃食事代など世話になっていたクッパ店の息子ジヌが国家保安法違反容疑で逮捕され、裁判を控えていると聞く。「助けてほしい」とクッパ屋のスネおばさんに懇願されたウソクは、拘置所にジヌの面会に行く。
ジヌの体には、暴行を受けた跡があった。この姿を見たウソクは衝撃を受け、ジヌの弁護を引き受けることを決意する。ウソクの冤罪を晴らすべく、たった1人で国家に立ち向かっていく。
密偵(2016年)
韓国映画史上に残る秘密諜報サスペンスが誕生した!日本統治時代の1920年代の朝鮮半島で、独立運動団体「義烈団(ウィヨルダン)」と日本警察の攻防を描く。2016年に韓国で公開されると、わずか公開21日で、観客動員750万人を突破。韓国映画界のヒットメーカー、キム・ジウン監督の作品だ。日本警察の総督府警務局部長役で、鶴見辰吾が出演している。
【あらすじ】舞台は1920年代の日本が統治する朝鮮半島。朝鮮人出身だが親日を選択し、日本警察官であるイ・ジュンチュル(ソン・ガンホ)。イ・ジュンチュルは、武装独立団体「義烈団(ウィヨルダン)」を「監視しろ」という命令を受ける。義烈団のリーダーのキム・ウジン(コン・ユ)に近づくジュンチュル。秘密裏で義烈団は、日本の施設を爆弾で破壊する計画を進めているのであった。日本警察は、義烈団を追いかけ上海へ向かう。
その頃計画通りに、爆弾を乗せた列車が京城へ向かっていた。日本警察VS義烈団、その運命の対決の行方は!?
王の運命 -歴史を変えた八日間(2015年)
18世紀の朝鮮王朝の王である英祖(ヨンジョ)と息子世子(セジャ)の確執を描いている。王と息子の間には嫉妬が芽生え、世子(セジャ)を米びつに閉じ込めるまでに至ってしまう。
【あらすじ】朝鮮王朝第21代国王である英祖(ヨンジョ)。英祖(ヨンジョ)は跡継ぎの誕生を待ちわびていた。40歳を過ぎてようやく、息子・世子(セジャ)が生まれる。世子(セジャ)を立派な王に育てようと考える英祖(ヨンジョ)。だが、意に反して、世子(セジャ)は自由奔放に育っていく。
そんな世子(セジャ)を、段々と気にいらなくなっていく英祖(ヨンジョ)。次第に英祖(ヨンジョ)と世子(セジャ)は衝突するようになる。ついに、二人の間に亀裂が生じ・・・。
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観相師-かんそうし-(2013年)
「顔」を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜くことができる天才観相師ネギョンがいた。宮廷に登用されると、王家を争う運命に巻き込まれていく。“韓国のアカデミー賞”と言われている第50回大鐘賞にて最多6部門を受賞した話題作。
【あらすじ】天才観相師ネギョンは、人の顔を見るだけで犯人を見つけることができるなどの優れた眼力を持っている。ソギョンが都で観相業を始めると、たちまち優れた観相師がいると噂になっていく。
その噂が宮廷にも入り、観相師としてソギョンは登用される。
ある日、ソギョンは王から逆賊を探すよう頼まれる。ソギョンが顔を判断していくと、皇帝の弟・首陽大君(スヤンテグン)に逆賊の相があることを読み取ってしまう。
スノーピアサー(2013年)
地球は想定外の冷却が進み、一気に氷の世界と化していた。人類が生き残れるのは、永久エンジン搭載の巨大弾丸列車の中のみ。この列車内は、富裕層が環境変化以前と変わらぬ優雅な暮らしをしていた。やがて、最下層のリーダーが、富裕層から列車を奪おうと試みる。
【あらすじ】2031年、氷河期の地球。その地球上を走る1台の列車「スノーピアサー」があった。「スノーピアサー」は、氷河期の地球で人類が生き残れる唯一の場所だ。その列車内は、先頭車両の上流階級が後方車両の最下層を支配していたのである。先頭車両は派手な内装で、人々は酒や麻薬まで楽しんでいる。
一方、後方車両は監獄のような場所。後方車両にいたカーティスは、先頭車両の連中に向けて反乱を起こす。狙うのは、先頭車両にいる「スノーピアサー」の絶対権力者であるウィルフォードだ。カーティスを先頭に、後方車両にいた人々が一斉に走り出していく。
凍える牙(2012年)
人気作家・乃南アサの直木賞受賞作をモチーフにした映画作品。原因不明の殺人事件の謎を追うベテラン刑事をソン・ガンホが熱演。新人刑事役を女優イ・ナヨンが演じる。
【あらすじ】男の焼身自殺事件が起きる。死体には犬に噛まれた跡が残されていた。事件の担当になったのは、殺人課のサンギルと新米刑事ウニョン。サンギルはペアになった新米のウニョンを良くは思っていない。
その後、同じ犬に噛まれた咬殺事件が起きる。歯跡を分析すると、オオカミと犬の混血犬であるウルフドックであることが分かる。誰かがこの殺人犬を操っているに違いないと考えるサンギル。ウニョンは警察の男社会の中で、歯を食いしばり、事件解決の手がかりをつかむ。
義兄弟~SECRET REUNION~(2010年)
元国家情報員の男と北朝鮮のスパイが出会い、心を通わせていく。二人とも国家に翻弄されていく残酷な運命をたどる。朝鮮戦争勃発から60年が過ぎ、魂が震える南北のドラマ。
【あらすじ】6年前、ソウル市内で銃撃戦が発生した。その時捜査に当たっていた国家情報員のイ・ハンギュは、犯人の北朝鮮工作員ソン・ジウォンを取り逃してしまう。6年後、この事件の責任を取らされて国家情報員を罷免されたハンギュは、探偵稼業をしながら生活をしていた。
ある日、ハンギュはパク・ギジュンという名の男に出会う。ギジュンに一緒に仕事をしないかと誘ったハンギュは、一緒に生活するようになる。実は、ギジュンは6年前の銃撃戦の工作員であるジウォンであった。身分を隠して、彼は韓国でスパイ活動を継続して行っていたのである。
グエムル-漢江の怪物-(2006年)
『グエムル-漢江の怪物-』(グエムル はんがんのかいぶつ)は、2006年の韓国映画。2006年7月7日に韓国、同年9月2日に日本で公開された。2007年までに世界23カ国で公開された。韓国では観客動員1230万人と言う同国の歴代動員記録を塗り替える大ヒットとなった。日本語タイトルにある「グエムル」とは原題の괴물(怪物)をカタカナ表記したものである。
【あらすじ】ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物が現れた!河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われていく。気付いた時には遅かった!カンドゥの愛娘、中学生のヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政府に隔離されてしまう。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう。果たして彼らはヒョンソを救えるのか?そしてグエムルを倒すことはできるのか!?
シークレット・サンシャイン(2007年)
イ・チャンドン監督がシングルマザーと不器用な男の愛を描く。主演のチョン・ドヨンは、カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞した。共演は、名俳優のソン・ガンホ。
【あらすじ】シネは息子と一緒にソウルからミリャンへ引越しをする。その途中で車が故障してしまう。車の修理に、自動車修理工場を経営しているジョンチャンが来る。ジョンチャンは不器用だが誠実な男。彼のおかけでシネは再出発をすることができた。
ところが、シネに悲劇が襲う。最愛の息子が誘拐されてしまったのである。
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ファン・ジョンミン
哭声/コクソン(2016年)
とある田舎の村によそ者が現れると、次々と起こる殺人事件。ナ・ホンジン監督が手掛けるサスペンスが衝撃的だ。奇妙なよそ者を俳優國村隼が演じている。
【あらすじ】ある平和な田舎の村。この田舎の村によそ者がやって来る。よそ者が現れると、何故かこの村で村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発する。不思議なことに、殺人をした者は、濁った眼に湿疹で爛れた肌で現場に立たずんでいるのであった。警官のジョングはこの事件を担当するようになり、現場にやって来る。謎めいたよそ者にまつわる噂は増していく。
そんな中、ジョングの娘に殺人犯と同じような症状が出てしまう。切羽詰まったジョングは、よそ者を追い詰めていくが・・・。
華麗なるリベンジ(2016年)
熱血検事とイケメン詐欺師が刑務所の中で手を組んだ。ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンが共演した話題作。無実の罪で収監されてしまった熱血検事は、濡れ衣を晴らすことが出来るのか?
【あらすじ】検事ビョン・ジェウクは、取調中に容疑者が急死したため、殺人容疑で刑務所に入れられてしまう。しかも懲役15年の実刑であった。失意の中、刑務所の囚人となってしまったジェウク。そこへ、前科9犯の詐欺師ハン・チウォンが収監されてくる。ジェウクは何度か自身の再審請求をするのだが、なぜか却下されてしまうことに苛立つ。
そこでジェウクはチウォンに「出所させてやるから自分に協力しろ」と提案する。これを受け入れたチウォンは、ジェウクの濡れ衣をはらすべく行動し始める。
ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆(2015年)
登山家オム・ホンギルの 伝説的な実話を映画化した。キャストもヒマラヤ、モンブランでの危険なロケーション撮影を行うなど、この作品への意気込みが伺える。臨場感溢れるリアルな映像が見所だ。
【あらすじ】世界最高峰の山ヒマラヤ。海抜は8,750メートル、登山者たちにはデスゾーンと呼ばれている領域だ。登山家オム・ホンギルはヒマラヤ8,000メートル級高峰14座の登頂に成功した後、現役を引退し、山に登ることはなくなっていた。
そんな中、ホンギルの後輩であるムテクがエベレスト登山に挑戦し、雪崩に遭い、遭難してしまう。ムテクの家族は、遺体のない悲しい葬儀をあげるしかなかったのである。ホンギルは、後輩の遺体を見つけ、家族の元に帰すべく、「ヒューマン遠征隊」を結成し、エベレストに登ることを決意する。
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ベテラン(2015年)
『ベテラン』(原題:베테랑)は、2015年の韓国映画。正義感溢れる刑事たちと凶悪な財閥の御曹司との対決を描くアクション映画。ナッツ・リターン事件など、韓国の財閥の子息らの傍若無人な振る舞いが話題となった世相も反映して観客動員数は1300万人を超え、韓国映画での歴代3位の観客動員数を記録した。
出典:wiki/ベテラン_(映画)
【あらすじ】広域捜査隊のソ・ドチョルは、男気あふれる熱血刑事。世話になったトラック運転手が、シンジン物産を訪れた直後、意識不明の重体に陥ったことを知ったドチョルは、不審を抱いて真相究明に乗り出す。その直感は的中し、この謎めいた事件には巨大財閥シンジン・グループの御曹司、チョ・テオが絡んでいた。卑劣な揉み消し工作、度重なる捜査妨害にも屈しないドチョルは、八方ふさがりの中で巨悪との命がけの闘いに身を投じていくが…
出典:ベテラン公式サイト/STORY
5.国際市場で逢いましょう(2014年)
1950年代からの一人の男の人生を描いたドラマ。家族を守るために、激動の時代を必死で生きていく。
【あらすじ】朝鮮戦争時に、ドクスは避難民として釜山で暮らすことになる。ドクスは、家長として母と兄弟を守っていく。西ドイツの炭鉱で働いたり、ベトナム戦争に従軍するなど家族のために懸命に生きようとする。だがその度にドクスは、何度も危険な目に遭う。
傷だらけのふたり(2014年)
借金取りと銀行員という全く別の世界で生きてきた男女。相容れないはずの二人であったが、次第に惹かれ合っていく。不器用だが、一途な愛を貫く男に共感が持てる。
【あらすじ】闇金融で働く三流チンピラのテイル。取り立ての時は、容赦をしない男だ。だがテイルは、情に厚いお人好しな面もある。
ある日、昏睡状態になった父の借金を肩代わりしている銀行員の女性・ホジョンと出会う。ホジョンを見たテイルは、一目惚れしてしまうのであった。テイルが働く銀行へ通いつめるテイル。ホジョンからは全く相手にされない。何とかホジョンに気に入られたいテイルは、借金を帳消しにする代わりにホジョンとデートをしてもらうようになる。テイルのことを気に入らなかったホジョンだが、テイルと会う内に、彼のことを気にかけるようになっていく。
フィスト・オブ・レジェンド(2013年)
最強のオヤジたちの奮闘を描くアクション映画。伝説と呼ばれた男たちが、25年振りにリング上で対決する。手に汗握る勝負の行方に注目だ。
【あらすじ】伝説の男と呼ばれた人を対決させる格闘ショーテレビ番組「伝説の拳」がある。
今回オファーをしたのは3人の男たち。その3人は、ボクシングのチャンピオンになることを夢見ていたイム・ドッキュ。今は大企業の部長だが、学生時代はケンカ番長と呼ばれていたイ・サンフン。南ソウル高校の狂犬と恐れられていたシン・ジェソク。最強のオヤジ3人が、優勝賞金2億ウォンをかけたショーで相まみえる。人生で最後の大勝負に出た男たち、勝つのは誰だ?
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生き残るための3つの取引(2010年)
不正と利権癒着が横行する韓国警察庁内部。度重なる失態に、威厳は地に落ちていた。そんな中、犯人ねつ造という禁断の領域へ足を踏み入れる。出世を望む一人の刑事が、生き残るために悪事に手を染めていく。
【あらすじ】韓国警察庁は度重なる犯人検挙失敗で、世間から非難を受けていた。ある日、大統領勅令が出ていた殺人事件の容疑者をミスから射殺してしまったことが発覚。これ以上の失態が世間に知られることを恐れた警察庁上層部は、この事実をもみ消そうと躍起になる。上層部は出世コースから外れて、うだつの上がらないチェ・チョルギ刑事に目を付ける。チョルギ刑事に「犯人をねつ造しろ」と命じたのである。
成功すれば見返りに昇進をチラつかされたので、チョルギ刑事は一人の男を犯人にでっちあげる。この事実をチュ検事に指摘されるが、チョルギ刑事は彼の不正を盾に脅し返すのであった。
星から来た男(2008年)
女性TVディクレターと自称“スーパーマン”が織りなすストーリー。ハリウッド進出で話題となった女優チョン・ジヒョンの最新作だ。チュン・ユンチョル監督のヒューマンドラマ。
【あらすじ】女性ディレクターのスジョンは、毎日仕事で徹夜が続いている。スジョンはドキュメンタリーのネタになる物はないかと、カメラを持って街に出る。すると、カメラをひったくられてしまう。泥棒を追っかけていくと、そこへ現れたアロハシャツの男がスジョンのカメラを取り戻してくれたのであった。
この男は、自称スーパーマンであるという。たしかに、老人を助けたり、良いことをしているようだ。スジョンはこの男のドキュメンタリーを撮ることにする。
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黒い家 (2007年)
貴志祐介のベストセラー小説を再映画化した作品。狂気と戦慄が交錯するサスペンススリラー。ファン・ジョンミンが事件に巻き込まれる気弱そうな主人公の男を熱演している。
【あらすじ】生命保険会社に入社したチョン・ジュノ。ジュノは出社初日、女性からの保険の相談電話を受ける。その内容は、「自殺の場合、保険金は受け取れますか?」というものだった。ジュノは女性を思い留まらせたいという気持ちから、マニュアルにない感情移入をして身の上話しなどをしてしまう。
数日後、ジュノはチョンジン洞の保険契約者パク・チュンベの家に向かう。部屋に入ると、チョンベの7歳の義理の息子が首つり自殺をしていた。衝撃的な光景に言葉が出ないジュノ。それから、ジュノの周りで次々と不可思議な事が起きていくのであった。
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アン・ソンギ
ゴシップサイト 危険な噂(2014年)
特ダネを配信する有料メールマガジンによって、ある新人女優のスキャンダルが噂になる。そのスキャンダルを気にした女優は自殺し、マネージャーは絶望する。情報をバラまく首謀者を追い詰めようとすると、ネット社会に暗躍する裏組織の陰謀に巻き込まれていく。
【あらすじ】韓国社会では度々、真偽が定かでない“特ダネ”を配信する違法有料メールマガジンがある。人々は芸能人のスキャンダルネタに飛びつき、一夜にしてその噂が世間に広まっていることなどもあるのだ。
ある日、闇メールによって、新人女優のスキャンダルがバラまかれる。その新人女優は自殺してしまう。彼女の自殺によって、マネージャーのウゴンは仕事が無くなってしまい、全てを失ってしまう。根も葉もない噂を流す奴を許せないウゴンは、首謀者を突き止めるため、行動し始める。
その後ウゴンは、噂を流す「情報会議」の存在を突き止める。ウゴンは「情報会議」に参加することに成功するが・・・。
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神の一手(2014年)
賭け囲碁で全てを失ったプロ棋士が復讐を決意する。囲碁のルールを知らなくても、演出力で見せ込んだ作りとなっている。命懸けのリベンジバトルは実を結ぶのか?
【あらすじ】プロ棋士のテソクは、賭け囲碁をする。だが、この賭け囲碁は罠で、元締めのサルスに兄を殺されてしまうのであった。しかもテソクは冤罪により、刑務所に入れられてしまう。テソクは刑務所で囚人たちと、囲碁対局で腕を上げる。その後テソクは出所し、サルスへの復讐に向かう。
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折れた矢(2012年)
司法という巨大な権力に立ち向かう大学教授。韓国で実際に起きた「クロスボウ事件」を映画化した。裁判で負けた教授が打って出た手は?
【あらすじ】キム教授は、大学入試問題の間違いを指摘する。だが、そのせいで大学をクビになってしまう。しかもその後、キム教授は大学から訴えられ、教授地位確認訴訟に負けるのであった。控訴審も棄却されたことに腹を立てたキム教授は、ボウガンで判事を脅す。判事にホウガを向けたキム教授をテロと、司法府は認定する。この件でキム教授は厳重に処罰されることになった。だが、キム教授は矢を打っていないと主張し始める。
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ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年)
地上108メートルの高層ビルで火災が発生。取り残された5,700人に炎が迫る。この危険なビルに飛び込んでいった消防士の活躍を描く。
【あらすじ】ソウルの汝矣島にある地上108階の高層ビル「タワースカイ」。このビルの中にあるフードモールのマネージャーを務めるユニ。クリスマスイブということもあり、多くの客が詰めかけていた。「タワースカイ」の会長は、クリスマスイベントで客を喜ばせるため、ビルの上空で、ヘリコプターから雪を降らせる演出を行うよう指示していた。
まさにヘリコプターがビルの上に差し掛かった時、バランスを崩し、激突する。「タワースカイ」は、大爆発を起こす。
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第7鉱区(2011年)
石油採掘船が遭遇した未知なる新生物の正体は!?逃げ場のない深海で、予想不可能な出来事が起こる。韓国映画王道のVFXモンスター・ホラー。
【あらすじ】九州の西にある東シナ海は、「第7鉱区」と呼ばれている。この海域では、1970年代から日韓合同で天然資源の開発が始まっていた。石油ボーリング船エクリプス号に乗船している隊員たちは、必死で石油資源を捜していたのである。成果も出ないため、本部からは撤収命令が出ようとしていた。
ある日、深海2500m付近で、新生物を発見する。隊員たちは、石油の代わりになる物として期待を寄せていた。ところがその新生物がおかしな動きをし出すのであった・・・。
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光州5・18(2007年)
韓国最大のタブーと言われる光州事件の衝撃と悲劇を描く。観客動員740万人を超える大ヒット作。戒厳軍による無差別発砲の真実が明かされる。
【あらすじ】1980年、韓国・光州市。タクシー運転手をしているミヌは、両親が亡くなった後、高校生の弟ジヌを大学に合格させるため、面倒をみてきた。ある日、ミヌが思いを寄せている看護師のジネとジヌの3人で映画を鑑賞していた。その頃、映画館の外では学生の民主化デモ隊と戒厳軍の衝突が起きていた。映画が終り外に出ると、ジヌが撃たれてしまう・・・。
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ラジオスター(2006年)
20年以上前にヒット曲を飛ばしただけの歌手とマネージャーの友情の物語。パク・チュンフンとアン・ソンギが共演した。鑑賞後、心に余韻が残る作品。
【あらすじ】歌手のチェ・ゴンは、1988年にリリースした曲『雨とあなた』がヒットしたのみの一発屋。それ以降は、暴力事件を起こしたため、カフェでギターを弾くぐらいしか仕事がない。ゴンはまだ自分がスターであるという意識だけは高いため、カフェの客とケンカになる始末。そのケンカが仇となり、ゴンは留置場に入れられてしまう。そんなゴンを見守るのは、マネージャーのパク・ミンス。ミンスはどんな時でも、ゴンのことを見捨てない。今回もゴンは、保釈金を集めるために奔走する。
韓半島 -HANBANDO-(2006年)
日韓軍事衝突の危機を描くサスペンス。『シルミド/SILMIDO』のカン・ウソク監督が南北統一を巡る謀略をスリリングに演出した。アン・ソンギ主演のヒット作。
【あらすじ】朝鮮半島を結ぶ京義線鉄道完全開通式が行われようとしていた。今まさに南北の統一が行われようとしている。日本は、1907年の大韓帝国との条約があるとして、開通式を妨害しようと試みる。
大韓民国政府はこれに対して、戒厳令を発する。国璽発掘真相究明委員会は、日本の圧力をかわす知恵をチェ・ミンジェ博士に頼る。
ミンジェ博士は、日本に国璽(皇帝が使用する印鑑)を渡せば、日本からの圧力をかわすことが出来ると主張する。だが、書記官のイ・サンヒョンは、日本に国璽を差し出すことを良く思っていなかった。
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9.デュエリスト(2005年)
刺客と彼を追う女刑事との禁断の愛を描く。カン・ドンウォンとハ・ジウォンが切ない愛を演じる。作中に随所に現れるアクションシーンに注目したい。
【あらすじ】舞台は朝鮮王朝時代。偽金事件が起こり、捕盗庁は手ががりをつかめないでいた。女刑事ナムスンは、極秘捜査を進めていく。その過程で、悲しい目をした刺客と出会う。ナムスンはその刺客に、次第に惹かれていってしまう。
やがて、偽金事件にその刺客が関わっていることが分かり、ナムスンは男を殺さなくてはならなくなる。
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10.シルミド(2003年)
1971年、韓国政府が極秘裏に進めていた金日成暗殺計画をモチーフにした実話のストーリー。“シルミド”と呼ばれる無人島に集められた部隊の悲惨な姿が描かれている。韓国での公開直後から「歴史の事実が明かされた」と話題を呼び、1000万人以上の観客動員数を記録したヒット作となった。韓国空軍兵役を演じたホ・ジュノは、この作品で第41回大鐘賞最優秀助演男優賞を受賞。部隊班長役で出演したソル・ギョングの熱演が光る。
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