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2018年公開の韓国映画まとめ

2018年に公開された韓国映画まとめを紹介します。

麻薬王 「2018年12月19日公開」

職人として生きていた男が麻薬ビジネスに手を染め一気に麻薬王と呼ばれる存在まで登り詰める様子を描く。主演はソン・ガンホが演じ『インサイダーズ 内部者たち』を手掛けたウ・ミンホ監督とタッグを組んだ。

【あらすじ】1972年、ドゥサムは釜山で金細工職人として細々と暮らしていた。その中でドゥサムは貴金属の密輸が儲かると考え仕事を手伝うようになる。もっと儲けたいと考えたドゥサムは日本へメタンフェタミン(ヒロポン)を密輸することが金になると感じ製造を開始した。ドゥサムは釜山の密輸ルートを仕切っているチェと知り合い、麻薬売買に深く関わるようになる。ある日、ドゥサムは釜山からの密輸がバレて逮捕されそうになるが事前に賄賂を渡していたため事なきを得る。もっと日本での独自ルートを開拓したいと考えたドゥサムは日本へ行き神戸のヤクザに直接取引を持ちかけたのであった。

国家が破産する日 「2018年11月28日公開」

韓国で実際に起きたIMF危機を題材にした現実ドラマ。「韓国通貨危機」の知られざる裏側が赤裸々に描かれている。キム・ヘス、ユ・アインらのシリアスな演技に惹かれていく。当時の人々がどのような選択をしたのかについても注目して頂きたい。

【あらすじ】1997年、韓国は空前の好景気に沸いていた。85%以上の国民が自らを中間層と考えるほどになる。そんな中、韓国銀行のハン・シヒョンは国家を揺るがすほどの通貨危機が訪れる予兆を掴む。シヒョンは即座に政府に報告し、国家破産まで残された時間は7日間しかないと進言する。一刻も早くこの事態を国民に知らせるべきであると訴えるシヒョン。しかし、政府は混乱を招くだけだと考え事実をひた隠す。シヒョンの察知は的中し、好景気で利益を得ていたはずの中小企業の倒産連鎖が起こる。その波は大企業にも波及し未曾有の危機を迎えてしまうのであった。

無双の鉄拳 「2018年11月22日公開」

“アジアのドウェイン・ジョンソン”と称されているマ・ドンソクの主演最新作映画。誘拐された妻を取り戻すため拳一つで敵地に乗り込むアクションストーリー。韓国初登場第1位となった人気作品。大ヒットを記録した『犯罪都市』を手掛けたスタッフが制作にかかわった。

【あらすじ】ドンチョルはかつて“雄牛”の異名をとった男であった。その拳は闇の世界を震撼させ一度怒ったら誰も止めることができないほどだ。だがそれは昔の話、今は妻ジスと仲睦まじく暮らしている。ある日、妻のジスが何者かによって部屋から誘拐されてしまう。ドンチョルの携帯に誘拐犯ギテから電話が入る。ギテはドンチョルに身代金を要求するのではなく、「女房は俺が貰う」「その金は代金だ」「受け取って女房を諦めろ」と告げる。ギテは女性を金としか見ていない人身売買組織の男であった。ドンチョルはギテの理不尽な提案に怒りを爆発させる。「くやしかったら俺を捜し出せ」と挑発されたドンチョルはギテの行方を追う。

完璧な他人 「2018年10月31日公開」

『完璧な他人』はイタリア映画『おとなの事情』をリメイクした作品です。「観客動員数13日連続第1位」「7週連続トップテン入り」などの記録を打ち立てたブラック・コメディの大傑作と言われています。仲が良かったはずの夫婦があるゲームをきっかけにして変わっていく様子がユーモアです。ユ・ヘジン、チョ・ジヌンらが共演し『王の涙 -イ・サンの決断-』を手掛けたイ・ジェギュ監督の映画。

【あらすじ】ソクホとイェジン夫妻の高級マンションの新居に仲良しの夫婦たちがパーティに集まった。ただ食事をするだけでは面白くないのでゲームをしようということになる。そのゲームは携帯に届いたものを見せ合うというものだ。電話、SMS、チャットやメール全て見せるというのである。誰もが隠し事は無いと言い、スマホロックを外しテーブルに置く。弁護士のテスには最近知り合った女がいて、毎晩10時にメールが送られてくることになっていた。10時になると、テスが知り合った女からメールが届く。そのメールはエロメールであったのだ。テスは妻のスヒョンに浮気がバレて、楽しかったはずのパーティが一気に修羅場となってしまう。

安市城 グレート・バトル 「2018年9月19日公開」

歴史上最も有名な645年の安市城の攻防を描いた大作アクション。わずか5000人の兵で唐の20万もの大軍と対峙した88日間の戦闘。実在した伝説の将軍ヤン・マンチュンをチョ・インソンが演じた。約15億円の制作費を投じ観客総動員数500万人を超える大ヒット作品となった。

【あらすじ】西暦645年、唐の皇帝・太宗は朝鮮半島を我が物とすべく高句麗に侵攻する。20万人の大軍で高句麗の都・平壌を目指していた。大軍の威力を発揮し次々と高句麗の城を降伏させていく。太宗の大軍は安市城に差し掛かる。太宗は安市城では我が軍の攻撃を防ぐことはできないと考えていた。安市城を守るのはわずか5000人の小群のみ。誰の目にもその兵力差は明かだった。安市城の城主ヤン・マンチュンは国からも見捨てられるという敗色濃厚の中、孤立無援の戦いを挑む。マンチュン率いる攻撃は太宗の軍に一歩もひるまなかった。太宗は安市城を攻略することができず、この敗戦によって高句麗侵攻が撤退となっていく。

ザ・ネゴシエーション 「2018年9月19日公開」

韓流スター・ヒョンビンと実力派女優ソン・イェジンの初共演作品です。凶悪犯と交渉人の息詰まる交渉がスリリングに展開されていく。14時間というタイムリミットの設定が作品の緊張感を高めている。大ヒット映画『国際市場で逢いましょう』で助監督を務めたイ・ジョンソクが初監督として映画を手掛けました。

【あらすじ】タイ・バンコクで韓国人の拉致事件が発生する。犯人はミン・テグと名乗る人物で「これから人質を一人ずつ殺していく」と高らかに宣言する。テグは国際犯罪組織の武器密売業者の一員で韓国警察のブラックリストにその名が上がっている人物でもある。テグは「今すぐハ・チェユン」を連れてこいと要求。ハ・チェユンはソウル市警危機交渉班に所属しており彼女が交渉人としてテグと対峙することになった。チェユンはテグになぜ自分を交渉相手に指名したのかと尋ねるがその意図は分からないまま。人質の救出までに残された時間はあと14時間しかない。

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 「2018年8月8日公開」

ユン・ジョンビン監督の5つ目の長編映画。ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフン出演。黒金星事件という実話をもとに制作したスパイ映画で、2018年8月8日公開。2018年にはカンヌ映画祭のミッドナイトスクリーニング部門にも招かれた。青龍映画賞監督賞、百想芸術大賞作品賞を受賞している。

【あらすじ】1993年。北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の危機が高まっている。安企部にスカウトされたパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は、「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームで、北朝鮮の核兵器開発の実情を探りに北の高官に接触するよう指令を受ける。対北朝鮮事業家として偽装し、北京駐在の北朝鮮の高官に接近することに成功した黒金星。数年にわたる工作の末、北朝鮮権力層の信頼を得ることに成功する。しかし1997年、韓国の大統領選挙直前に黒金星は南北の密約を知ってしまう。祖国のために任務に臨んでいた彼は、耐えられない葛藤にさいなまれることになる・・・。

The Witch/魔女 「2018年6月27日公開」

かつて人体実験を受けた少女が時を経て覚醒するサイキックアクション映画。特殊能力を持つ難しい主人公ク・ジャユン役をキム・ダミが演じる。韓国では映画公開後、観客動員数300万人を突破したヒット作品になった。監督はヒット映画『新しき世界』『V.I.P. 修羅の獣たち』などがあるパク・フンジョン。

【あらすじ】ク・ジャユンは幼少の頃、ある施設で育てられる。その施設は人体実験をする施設であった。8歳になったジャユンはこの施設はどこかおかしいと感じ、隙を見て逃げ出す。施設を逃げ出したジャユンは酪農家の夫婦の子供として育てられる。

それから月日が流れ、ジャユンは高校生になっていた。幸せな平凡な日々を過ごしてたジャユン。ところが、ジャユンは頭に痛みを感じるようになる。頭の状態を調べてもらうと、手術が必要だと告げられる。ジャユンは夫婦に手術費を工面してもらうわけにはいかず、賞金が出る歌のオーディション番組に出演する。その様子を見つめる謎の男がいた。この頃から、謎の男はジャユンを追い回すのであった。

神と共に-因と縁 「2018年8月1日公開」

「神と共に-因と縁」は、大ヒットとなった「神と共に-罪と罰」の続編に当たる作品。前作に引き続きハ・ジョンウ、チュ・ジフンらの演技が光る。新たに加わったマ・ドンソクの演技にも注目したい。キム・ヨンファ監督の作品。

【あらすじ】冥土の使いとしてガンリム、ヘ・ウォンメク、トクチュンがいた。彼は死者を地獄の裁判にかけ、来生へと生まれ変わらせてきた。その人数は1000年で48人。あと1人を生まれ変わらせると、今度は自分達が転生できるのであった。その最後の一人としてスホンとえん魔大王の前に連れて行く。スホンは、他の除霊がえん魔大王の前に連れて行っても転生出来ないでいた人物であった。えん魔大王は、スホンを見て簡単に転生させることはなかった。スホンを転生させるために、えん魔大王はある条件をガンリム達に出す。ガンリムはその条件を成し遂げるために、下界へと降りていく。

あなたの頼み 「2018年4月19日公開」

血縁関係のない青年と親子関係になった女性の生き方を描く。女優イム・スジョンが親になった苦悩を持ちながら生きる主人公の女性を体当たりで演じている。イ・ドンウン監督が手掛けた家族ドラマ。

【あらすじ】32歳になるヒョジンは夫を亡くしてから親友のミランと暮らしていた。1人になってからは再婚をせず静かな生活を送っている。ある日、16歳の青年ジョンウクがやってきた。ジョンウクはヒョジンの元妻の息子であるという。ジョンウクは初めて会ったヒョジンに住む場所がないので一緒に住まわしてくれと頼む。行く当てもない青年を追い返すわけにもいかずヒョジンはジョンウクを受け入れる。こうして一緒に住むことになったヒョジンとジョンウク。赤の他人同士の親子関係はギクシャクしてばかりで上手くいく気配がなかった。

コンジアム 「2018年3月28日公開」

心霊スポットに興味を持った若者が肝試し感覚で廃病院の内部へ入る。想定以上の怪奇現象が次々と起こり病院内を泣き叫び逃げまどうことになってしまう。公開15日間で観客動員数256万人を突破し韓国ホラー歴代2位の大ヒット作となった。『ホラー・ストーリーズ』シリーズなどを手掛けたチョン・ボムシク監督の手による作品。

【あらすじ】「コンジアム精神病院」は、1979年に患者42人が集団自殺が起きた廃病院である。そこは今や韓国で有名な心霊スポットの一つとなっていた。YouTubeの人気チャンネル「ホラータイムズ」の7人のメンバーは深夜0時から病院内部を捜索することになる。主宰者のイ・ハジュンが仕掛けた演出が反響を呼び、動画配信直後からアクセス数が増えていく。院長室や開かない402号室など病院内部の様子を撮影していくのであった。さらに奥へ進んでいくと、ハジュンが仕掛けていない怪奇現象が起こる。メンバーは明らかに何かおかしいと恐怖を感じ始めていく。

七年の夜 「2018年3月28日公開」

韓国でベストセラーとなった小説を完全映画化した作品。娘を殺され復讐に狂う男を人気俳優チャン・ドンゴンが演じる。今までのイメージを覆す役柄に挑戦したチャン・ドンゴン。新境地を開拓した作品として話題を呼んだ。チュ・チャンミン監督が仕上げたミステリーサスペンス。

【あらすじ】ある夜、警備員のヒョンスは赴任先のダムへ車を走らせる。その日は濃霧であったため、ヒョンスは少し運転に不安を感じていた。すると、目の前に一人の少女が現れ、ヒョンスは彼女を轢いてしまう。ヒョンスは車を降りて、少女の様子を見ると既に死んでいた。パニックになったヒョンスは、少女の遺体をダムの湖へ落とす。ヒョンスが殺してしまった少女は、村の大地主ヨンジェの子であった。娘が失踪したことに激怒するヨンジェ。ヨンジェは、自分の手で犯人を見つけ出そうと動き出す。やがて捜索隊が湖の底から少女の遺体を発見する。その姿を見たヨンジェの怒りは更に増し、必ず犯人を捕まえると決意するのであった。

チーズ・イン・ザ・トラップ 「2018年3月14日公開」

完璧なイケメン先輩と恋愛に不器用な女子大生が繰り広げるラブコメディ。パク・ヘジンとオ・ヨンソが共演した作品。キム・ジェヨン監督が青春世代の三角関係を等身大に描いている。出演は他に、パク・キウン、ユ・イニョン、オ・ジョンヒョク。

【あらすじ】ホン・ソルは大学の経営学部に通う真面目な女子大生。キャンパス内でソルは、ルックスが完璧なイケメンな先輩ユ・ジョン先輩と出会う。しかし、ユ・ジョン先輩はソルのことを見ても全く気にも留めず挨拶さえしてくれない。

ある日、ジョンが急にソルに話しかけてきたのであった。しかも今までの彼とは違い優しく接してくるのであった。ジョンとソルは次第に親密な仲になっていく。ジョンとの関係に少し嬉しさを感じ始めるソル。ややがてソルの前にペク・イノが現れる。彼は怪我をした手をソルに見せ、ジョンにやられたという。「あいつには気をつけろ」と忠告されるソルは、ジョンの性格を疑い始める。

Be With You 〜いま、会いにゆきます 「2018年3月14日公開」

韓国人気俳優ソ・ジソプ主演の最新作。ソン・イエジンとの共演で珠玉のラブストーリーが実現した。公開15日で動員200万人を記録したヒット作品。市川拓司のベストセラー小説「いま、会いにゆきます」が韓国で映画化された。

【あらすじ】ウジンの妻スアは梅雨入りの日に戻ると言いこの世を去っていた。一年後の梅雨入りの日、ウジンはスアを捜しに出かける。約束通りスアはウジンの前に現れた。驚いた様子でウジンはスアに話しかける。だがスアはウジンが誰なのか分からない様子であった。ウジンはスアに出会った頃からの思い出を少しずつ話していく。スアは真摯に寄り添うウジンをもう一度好きになった。ウジンは自分のことをもう一度好きになってくれた事が嬉しくていてもたってもいられなくなる。忘れていた記憶を取り戻すかのように2人は濃密な時間を過ごす。梅雨の終りが近づき、スアとの別れが近づいていた。

ときめき♡プリンセス婚活記 「2018年2月28日公開」

カリスマ占い師と花婿候補を探す王女が繰り広げるラブ・ロマンス。人気俳優イ・スンギと人気女優シム・ウンギョが共演した話題作。韓国で公開後、興行ランキング一週間連続1位を達成したヒット映画。ホン・チャンピョ監督が宮廷の婚活プロジェクトをコミカルに描く。

【あらすじ】英祖29年(1753年)の朝鮮時代、王は長引く干ばつに頭を痛めていた。凶年が続く理由をソンファ姫に夫がいないためと考えるようになる。そこで王はソンファ姫と最高に相性が良い男を夫して迎え入れ、婚礼をすると決めたのであった。王はソンファ姫を相性の良い4人の男を見つけ出す。だが、ソンファ姫はこの4人の中から夫を選ぶ気はなかった。夫は自分の気に入った人としたいと考えていたのである。自分で花婿を見つけると決意したソンファ姫は、変装し町へ夫と成るべき男を探しに行く。

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