キム・スンウは、1990年公開の映画『将軍の息子』で芸能界デビューする。アクション映画を中心に活躍し、ミルキーボーイと言われるようになった。テレビドラマでは、2009年の『IRIS-アイリス-』でイ・ビョンホンと共演し知名度を上げる。バラエティ番組『ハッピーサンデー 1泊2日シーズン2』に出演したこともあり、演技とはまた違った面を見せた。そんなキム・スンウがこれまで出演した映画作品を紹介します。
追憶に抱かれて(2015年)
40代の大人の男女が繰り広げる切ないラブストーリー。俳優キム・スンウと女優イ・テランが共演した話題作品。美しいイタリアの風景が、二人の夢の時間を後押ししていく。
【あらすじ】映画監督であるミングは、イタリアのミラノに向かう。映画祭の審査員を務めるためである。その飛行機で偶然、女医のミナと出会う。二人は二十年前の二十歳の頃、恋人同士であった。ニ十年振りにあった二人は、激しい恋に落ちる。まるで絵に描いたような運命の再開を果たした二人、ミングとミナは一週間のイタリア旅行を一緒に過ごすことを決意するが・・・。
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チェイス -夜明けまで走れ-(2015年)
中年男性組と4人組の高校生による追撃コメディ。携帯電話を盗まれてしまった中年男性組が高校生を追いかける。果たして、取り返すことができるのか?
【あらすじ】SGカンパニーのCEOであるスンジュと刑事のジョンテクは、20年来の友人だ。ある日、スンジュは夜道で4人組の高校生にひったくりに遭ってしまう。たまたま通りかかったジョンテクも、拳銃を奪われてしまうのであった。このままでは終われない二人、意気投合し、4人組の高校生を追い始める。
戦火の中へ(2010年)
BIGBANGのT.O.Pの本格的映画デビュー作品。朝鮮戦争で集められた、夢と希望を抱いた71人の学徒兵の感動の実話。ヒット映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督による戦争アクション大作。
【あらすじ】1950年、朝鮮戦争の最中、韓国は北朝鮮の猛攻を受けていた。ついに首都ソウルも陥落し、追い詰められていく。韓国内で侵攻を進める北朝鮮軍に対して、韓国軍は洛東江に兵力を集中させる。軍指令部を浦項女子中学校に置き、学徒兵71名が集められた。その中で、ジャンボムがリーダーを任される。ジャンボムは集められた学徒兵をまとめようとするが、カブチョは反抗的な態度を取り、指示に全く従う気配がなかった。
浜辺の女(2006年)
ホン・サンス監督による、大人の男女関係を描いたストーリー。男女間の微妙な間合いが所々に散りばめられている。ベルリン国際映画祭で高い評価を得た作品。
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【あらすじ】映画監督のチュンネは、新作の脚本の筆が進んでいなかった。気を紛らわすため、後輩チャンウクと彼女のムンスクを旅行に誘う。海辺のビーチの町に旅行に来た3人。チュンネの性格は、女性を見ると、直ぐにちょっかいを出したくなる性分。ムンスクは後輩の彼女であるにもかかわらず、関係を持ってしまうのであった。これを境に、微妙な三角関係が出来上がってしまう。
天軍(2005年)
韓国映画の中でも大ヒットしたSFアクションの代表作。韓国と北朝鮮の兵士がタイムスリップするストーリー。手掛けたのは、ミン・ジュンギ監督。パク・チョンウ、パク・チュンフン、キム・スンウらが出演。
【あらすじ】南北共同で開発した核兵器があった。その核兵器は極秘に開発を進めてきたのだが、アメリカに譲渡されることが決定した。これに対し、両国の将校たちは不満を持つ。北朝鮮将校のカン・ミンギルは、開発した核兵器を奪い逃走してしまう。カンを、韓国軍将校パク・ジョンウが追いかける。その後、巨大な竜巻に2人は巻き込まれ、気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは約400年前の朝鮮時代であった。
人生の逆転(2003年)
交通事故に遭った青年が別世界に行ってしまうというファンタジックラブストーリー。・キム・スンウ、ハ・ジウォンが共演した作品。もうひとつの人生へトリップした結末は・・・。
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【あらすじ】カン・スンワンは、かつて天才ゴルフ少年と言われていた。しかし、今は冴えないサラリーマンで平凡な日々を送っている。ある日、スンワンは車でトンネルの中を運転していると、自分とそっくりな男が運転する車とすれ違う。次の瞬間、スンワンはトンネルの壁にぶつかり、事故を起こしてしまう。スンワンが目を覚ますと、自分が天才ゴルファーとなっていた。
ライターをつけろ(2002年)
釜山行きの列車を舞台にしたトレインアクション。観客動員130万人を記録した人気作品。キム・スンウ演じる無職の男がギャングに立ち向かう。
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【あらすじ】30歳になってもプー太郎の男・ボングのお気に入りは、ライターだ。ボングは、このライターを手に入れるために、全財産をはたいていたのである。ある日、ボングはソウル駅のトイレにライターを置き忘れてしまう。急いでトイレに戻ると、既にライターは無くなっていた。持って行ったのは、ギャングのボスであるチョルゴンであった。チョルゴンは、釜山行きの列車に乗る。ボングも後を追って、その列車に飛び乗る。列車に乗ったチョルゴンの目的は、乗客を人質にとってジャックするつもりであったのだ。
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