ファン・ジョンミンは、韓国人気俳優の一人だ。ヒット映画『国際市場で逢いましょう』『ユア・マイ・サンシャイン』『新しき世界』での熱演が評価され、男優主演賞を獲得。
作品毎に違った顔を見せる彼は、今や韓国映画界でオファーが殺到するようになった。そんなファン・ジョンミンが数多く出演している映画作品から、10選を紹介します。
1.哭声/コクソン(2016年)
とある田舎の村によそ者が現れると、次々と起こる殺人事件。ナ・ホンジン監督が手掛けるサスペンスが衝撃的だ。奇妙なよそ者を俳優國村隼が演じている。
【あらすじ】ある平和な田舎の村。この田舎の村によそ者がやって来る。よそ者が現れると、何故かこの村で村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発する。不思議なことに、殺人をした者は、濁った眼に湿疹で爛れた肌で現場に立たずんでいるのであった。警官のジョングはこの事件を担当するようになり、現場にやって来る。謎めいたよそ者にまつわる噂は増していく。
そんな中、ジョングの娘に殺人犯と同じような症状が出てしまう。切羽詰まったジョングは、よそ者を追い詰めていくが・・・。
2.華麗なるリベンジ(2016年)
熱血検事とイケメン詐欺師が刑務所の中で手を組んだ。ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンが共演した話題作。無実の罪で収監されてしまった熱血検事は、濡れ衣を晴らすことが出来るのか?
【あらすじ】検事ビョン・ジェウクは、取調中に容疑者が急死したため、殺人容疑で刑務所に入れられてしまう。しかも懲役15年の実刑であった。失意の中、刑務所の囚人となってしまったジェウク。そこへ、前科9犯の詐欺師ハン・チウォンが収監されてくる。ジェウクは何度か自身の再審請求をするのだが、なぜか却下されてしまうことに苛立つ。
そこでジェウクはチウォンに「出所させてやるから自分に協力しろ」と提案する。これを受け入れたチウォンは、ジェウクの濡れ衣をはらすべく行動し始める。
3.ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆(2015年)
登山家オム・ホンギルの 伝説的な実話を映画化した。キャストもヒマラヤ、モンブランでの危険なロケーション撮影を行うなど、この作品への意気込みが伺える。臨場感溢れるリアルな映像が見所だ。
【あらすじ】世界最高峰の山ヒマラヤ。海抜は8,750メートル、登山者たちにはデスゾーンと呼ばれている領域だ。登山家オム・ホンギルはヒマラヤ8,000メートル級高峰14座の登頂に成功した後、現役を引退し、山に登ることはなくなっていた。
そんな中、ホンギルの後輩であるムテクがエベレスト登山に挑戦し、雪崩に遭い、遭難してしまう。ムテクの家族は、遺体のない悲しい葬儀をあげるしかなかったのである。ホンギルは、後輩の遺体を見つけ、家族の元に帰すべく、「ヒューマン遠征隊」を結成し、エベレストに登ることを決意する。
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4.ベテラン(2015年)
『ベテラン』(原題:베테랑)は、2015年の韓国映画。正義感溢れる刑事たちと凶悪な財閥の御曹司との対決を描くアクション映画。ナッツ・リターン事件など、韓国の財閥の子息らの傍若無人な振る舞いが話題となった世相も反映して観客動員数は1300万人を超え、韓国映画での歴代3位の観客動員数を記録した。
出典:wiki/ベテラン_(映画)
【あらすじ】広域捜査隊のソ・ドチョルは、男気あふれる熱血刑事。世話になったトラック運転手が、シンジン物産を訪れた直後、意識不明の重体に陥ったことを知ったドチョルは、不審を抱いて真相究明に乗り出す。その直感は的中し、この謎めいた事件には巨大財閥シンジン・グループの御曹司、チョ・テオが絡んでいた。卑劣な揉み消し工作、度重なる捜査妨害にも屈しないドチョルは、八方ふさがりの中で巨悪との命がけの闘いに身を投じていくが…
出典:ベテラン公式サイト/STORY
5.国際市場で逢いましょう(2014年)
1950年代からの一人の男の人生を描いたドラマ。家族を守るために、激動の時代を必死で生きていく。
【あらすじ】朝鮮戦争時に、ドクスは避難民として釜山で暮らすことになる。ドクスは、家長として母と兄弟を守っていく。西ドイツの炭鉱で働いたり、ベトナム戦争に従軍するなど家族のために懸命に生きようとする。だがその度にドクスは、何度も危険な目に遭う。
6.傷だらけのふたり(2014年)
借金取りと銀行員という全く別の世界で生きてきた男女。相容れないはずの二人であったが、次第に惹かれ合っていく。不器用だが、一途な愛を貫く男に共感が持てる。
【あらすじ】闇金融で働く三流チンピラのテイル。取り立ての時は、容赦をしない男だ。だがテイルは、情に厚いお人好しな面もある。
ある日、昏睡状態になった父の借金を肩代わりしている銀行員の女性・ホジョンと出会う。ホジョンを見たテイルは、一目惚れしてしまうのであった。テイルが働く銀行へ通いつめるテイル。ホジョンからは全く相手にされない。何とかホジョンに気に入られたいテイルは、借金を帳消しにする代わりにホジョンとデートをしてもらうようになる。テイルのことを気に入らなかったホジョンだが、テイルと会う内に、彼のことを気にかけるようになっていく。
7.フィスト・オブ・レジェンド(2013年)
最強のオヤジたちの奮闘を描くアクション映画。伝説と呼ばれた男たちが、25年振りにリング上で対決する。手に汗握る勝負の行方に注目だ。
【あらすじ】伝説の男と呼ばれた人を対決させる格闘ショーテレビ番組「伝説の拳」がある。
今回オファーをしたのは3人の男たち。その3人は、ボクシングのチャンピオンになることを夢見ていたイム・ドッキュ。今は大企業の部長だが、学生時代はケンカ番長と呼ばれていたイ・サンフン。南ソウル高校の狂犬と恐れられていたシン・ジェソク。最強のオヤジ3人が、優勝賞金2億ウォンをかけたショーで相まみえる。人生で最後の大勝負に出た男たち、勝つのは誰だ?
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8.生き残るための3つの取引(2010年)
不正と利権癒着が横行する韓国警察庁内部。度重なる失態に、威厳は地に落ちていた。そんな中、犯人ねつ造という禁断の領域へ足を踏み入れる。出世を望む一人の刑事が、生き残るために悪事に手を染めていく。
【あらすじ】韓国警察庁は度重なる犯人検挙失敗で、世間から非難を受けていた。ある日、大統領勅令が出ていた殺人事件の容疑者をミスから射殺してしまったことが発覚。これ以上の失態が世間に知られることを恐れた警察庁上層部は、この事実をもみ消そうと躍起になる。上層部は出世コースから外れて、うだつの上がらないチェ・チョルギ刑事に目を付ける。チョルギ刑事に「犯人をねつ造しろ」と命じたのである。
成功すれば見返りに昇進をチラつかされたので、チョルギ刑事は一人の男を犯人にでっちあげる。この事実をチュ検事に指摘されるが、チョルギ刑事は彼の不正を盾に脅し返すのであった。
9.星から来た男(2008年)
女性TVディクレターと自称“スーパーマン”が織りなすストーリー。ハリウッド進出で話題となった女優チョン・ジヒョンの最新作だ。チュン・ユンチョル監督のヒューマンドラマ。
【あらすじ】女性ディレクターのスジョンは、毎日仕事で徹夜が続いている。スジョンはドキュメンタリーのネタになる物はないかと、カメラを持って街に出る。すると、カメラをひったくられてしまう。泥棒を追っかけていくと、そこへ現れたアロハシャツの男がスジョンのカメラを取り戻してくれたのであった。
この男は、自称スーパーマンであるという。たしかに、老人を助けたり、良いことをしているようだ。スジョンはこの男のドキュメンタリーを撮ることにする。
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10.黒い家 (2007年)
貴志祐介のベストセラー小説を再映画化した作品。狂気と戦慄が交錯するサスペンススリラー。ファン・ジョンミンが事件に巻き込まれる気弱そうな主人公の男を熱演している。
【あらすじ】生命保険会社に入社したチョン・ジュノ。ジュノは出社初日、女性からの保険の相談電話を受ける。その内容は、「自殺の場合、保険金は受け取れますか?」というものだった。ジュノは女性を思い留まらせたいという気持ちから、マニュアルにない感情移入をして身の上話しなどをしてしまう。
数日後、ジュノはチョンジン洞の保険契約者パク・チュンベの家に向かう。部屋に入ると、チョンベの7歳の義理の息子が首つり自殺をしていた。衝撃的な光景に言葉が出ないジュノ。それから、ジュノの周りで次々と不可思議な事が起きていくのであった。
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