韓国のホラー映画おすすめランキングBEST30

怖いけどちょっと見たくなる韓国のホラー映画。勇気を出して一度は見て欲しい、ホラー映画ランキングBEST30を紹介します。

※このランキングは、実際に映画を見た人の声などを参考にしています。

韓国のホラー映画ランキング30位〜21位

第30位：アパートメント

アン・ビョンギ監督が手掛ける韓国映画最高のホラー。アパートメントという恐怖空間が舞台。謎が謎が呼ぶ展開から恐怖感が増していく。
https://youtu.be/Ev11uf5Ddqw
【あらすじ】セジンはソウル郊外の高級マンションに住んでいた。夜になり、ベランダから向いのマンションを見ると、ある事に気づく。それは毎晩9時56分に、灯りが一斉に消えるのであった。これを見たセジンは気味悪さに襲われる。

セジンが地下鉄のホームにいると、一緒に自殺しようという女性に手を引っ張られるのであった。慌てて、手を振りほどくと、女性は飛び込み自殺をする。その後、向いのアパートから次々と謎の死が起こっていく・・・。

第29位：グエムル-漢江の怪物-

『グエムル-漢江の怪物-』（グエムル はんがんのかいぶつ）は、2006年の韓国映画。2006年7月7日に韓国、同年9月2日に日本で公開された。2007年までに世界23カ国で公開された。韓国では観客動員1230万人と言う同国の歴代動員記録を塗り替える大ヒットとなった。日本語タイトルにある「グエムル」とは原題の괴물（怪物）をカタカナ表記したものである。

【あらすじ】ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物<グエムル>が現れた!河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われていく。気付いた時には遅かった!カンドゥの愛娘、中学生のヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政府に隔離されてしまう。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう。果たして彼らはヒョンソを救えるのか?そしてグエムルを倒すことはできるのか!?

第28位：時間回廊の殺人

夫と息子殺しの罪で逮捕されてしまった妻。妻が誰もいないはずの家へ戻ると、再び事件が起きる。この家にある真実とは何なのか。

【あらすじ】1992年11月11日、ある家で殺人事件が発生する。妻のミヒが夫と息子を殺害した容疑で逮捕された。25年後、仮出所後、ミヒは事件が起きた家へ戻る。家の中でミヒは、何かを感じるのであった。

ミヒは受刑者のケアをしているチェ神父と出会う。チェ神父は、この事件を調べていく。すると、チェ神父はこの家の“ある事実”を突き止める・・・。

第27位：テロ、ライブ

ある不祥事で左遷されていたニュースキャスターが、マポ大橋爆破テロ事件の犯人との通話を独占生中継する。正体不明のテロ犯との息詰まる攻防が繰り広げられていく。犯人の狙いは一体何なのか?

【あらすじ】国民的アナウンサーであったヨンファは、不祥事がきっかけで左遷され、今はラジオ局のアナウンサーをしていた。ある朝の生放送中に、リスナーの意見を聞いてみると、“マポ大橋を爆破する”と脅迫電話が掛かってくる。いたずら電話だと信用しなかったヨンファだが、次の瞬間、マポ大橋が爆破される。慌てるスタッフをよそに、犯人からの独占電話があるのはスクープだと踏み、ヨンファはテロ犯との通話の独占生放送で表舞台に返り咲こうと考える。

独占生放送を始めるヨンファ、視聴率も５０％を超えていく。犯人の要求は、大統領の謝罪と21億ウォン（約2億1000万円）。要求に従わないと、更なる悲劇が起こるという犯人、ヨンファが付けているイアホンにも小型爆弾があるというのであった。

第26位：ヘンゼルとグレーテル

世界的に有名なグリム童話をベースにした映画。森の中に佇む古めかしい洋館の秘密とは！？イム・ピルソン監督が描くファンタジックホラー。
https://youtu.be/oMINOZ9NnBU
【あらすじ】車で森の中を運転しているウンス。ウンスは誤ってハンドルを切ってしまい、木に衝突してしまう。気を失ったウンスが目を覚ますと、ヨンヒと名乗る少女が立っていた。ヨンヒに導かれてウンスは、古い洋館に着く。

中に入ると、幸せそうだが、どこか裏に何かを隠しているような雰囲気の家族がいた。一晩この家で休んだウンスは森の外へ出ようとする。ところが、森の外へ出ることが出来ないのであった。

第25位：レッド・アイ 幽霊列車

最終列車を舞台にした韓国映画ホラー。ソン・イルグクが映画初出演となった作品。死を呼ぶ幽霊列車の真相はいかに！？
https://youtu.be/ln_S_rrOuO0
【あらすじ】列車販売員のオ・ミソンは、ソウル発、麗水(ヨス)行き最終列車に乗車する。この日の天気は、暴風雨。麗水(ヨス)行きの列車は、この日をもって運行が終了するのであった。悪天候の中、列車は出発する。すると、列車は急停車してしまう。どうやら運転手が、線路に立ち入る少女を見つけたようだ。

１０分後、列車は再び走り出す。すると、ミソンは乗客たちの様子がどこか違うことを感じる。乗客の服装が皆、1980年代のものになっていたのであった。

第24位：整形外科医

若くて美しい妻を持つ整形外科医が狂気へと変貌していく。俳優 キム・チャンワンがサイコパスな整形外科医を演じている。韓国発のホラー映画。

【あらすじ】チェ・インボムは、成功を得ている整形外科医だ。彼の自慢は、若くて美しい妻を得ていることでもある。ある日、インボムが家に戻ると、妻が若い男を連れ込み、浮気をしている所を目撃してしまう。激しい怒りの感情が沸き上がってくるインボム。

その日を境に、インボムは別人のようになっていく。元々、インボムはヒステリックな所があり、それを隠していたのだ。狂ってしまったインボムは、手術でやりたい放題。異常を感じたスタッフを殺害するなど、手がつけられなくなってしまうのであった。

第23位：自殺同好会　11人、死の記録

韓国最強と言われるほどのホラー作品 。ソ・ニョン監督のホラー演出が冴え渡っている。自殺は人間の選択か、神様からのお呼びか。

【あらすじ】インターネット自殺同好会で集まった11人。11人は自殺のためにとある廃校に集まる。それぞれ、希望する死に方に必要な道具と順序まで徹底した準備を整えた11人。

その後、最後の晩餐をしながら互いの理由に耳を傾けていく。いよいよ最初の自殺志願者が首をくくると、縄が解け、自殺は失敗してしまう。だが同じ時間に、10番目の自殺志願者が屋上から落ちて死ぬ。
徹底した準備をしたはずなのに、何者かが邪魔をしている。11人以外に誰もいない廃校で、犯人が他にいるのだろうか。謎は深まり、自殺志願者たちは疑心暗鬼になっていく。

第22位：殺人漫画

韓国では公開後、ヒットしたホラー映画。WEB漫画の内容と同じ殺人事件が次々と起きる。この漫画を書いた作家が犯人であると疑われるが・・・。

【あらすじ】ある日、ＷＥＢ漫画の編集長が残忍な遺体で発見される。現場検証をした警察は自殺と判断するが、担当刑事のギチョルは他殺の可能性もあると睨んでいた。調べを進めていくと、編集長は死の直前に、担当作家であるジユンのWEB漫画を見ていたことがわかる。その漫画には今回の事件を暗示するかのような編集長の殺害が描かれていた。

ギチョルはジユンが犯人ではないかと疑い始める。ジユンの元へ行くと、彼女は「自分は犯人ではない」と主張する。その後も、ジユンがＷＥＢ漫画で書いた内容通りの殺人事件が起きる。ギチョルは更にジユンを疑う。だが、ジユンから衝撃的な告白を聞かされるのであった。

第21位：人喰猪、公民館襲撃す！

血に飢えた巨大な人喰猪が人々を襲うモンスタームービーが誕生した。主人公のキム巡査に、実力派俳優オム・テウンが抜擢された。ハリウッドの超大作を手掛けてきたCGプロデューサーのハンス・ウーリックが恐ろしすぎる猪を作り上げている。

【あらすじ】１０年以上事件が起きていない平和な村ヤンメリがある。その村で何者かに滅茶苦茶に引き裂かれた死体が発見される。元ハンターのチュンは、この仕業は人喰い猪のせいだと主張。
「この山を入山禁止に」と主張するが、村人たちは聞き入れない。

人喰い猪を捕まえるべく、５人の追撃隊が結成される。村人たちが公民館でバーベキューをしていると、血に飢えた人喰い猪が公民館を襲い、人々を喰いまくっていくのであった。

韓国のホラー映画ランキング20位〜11位

第20位：ボイス

携帯電話をモチーフにしたホラー映画。ハ・ジウォンが恐怖におののく雑誌記者を演じている。興業収入記録を塗り替えたヒット作。

【あらすじ】ジャーナリストのジウォンは、度々掛かってくる脅迫電話に頭を痛めていた。思い当たるのは、自分が書いた援助交際のスクープ記事が原因だと感じている。ジウォンは、親友ホジュンの助言もあり、携帯電話の番号を変更する。これで一安心かと思ったら、突然、ジウォンの携帯電話が鳴る。娘ヨンジュが電話に出ると、急に体を痙攣させて絶叫するのであった。ジウォンは、そんなヨンジュの様子を見て、恐怖を感じる。

第19位：私の少女

人里離れた村で、暴力を受ける少女。元エリートの女性警察官との交流を描く。様々な社会問題を織り交ぜている作品。

【あらすじ】女性警察官ヨンナムは、港町に赴任する。そこでヨンナムは、14歳の少女ドヒと出会う。ドヒは、義父と祖母から虐待を受けていた。ヨンナムは、ドヒを何とか保護しようと動き出す。だが、ヨンナムの知られたくない過去がヨンナムに知られてしまう・・・。

第18位：1942　奇談

病院を舞台にした背筋が凍るような韓国ホラー。公開後、100万人を動員したヒット作。人気俳優チングが主演。

【あらすじ】日本統治下のある病院が舞台。エリート脳外科医ドンウォンは、東京に留学していたが、妻のイニョンと共に京城に戻ってくる。ドンウォンは、安生病院で仕事をすることになる。この病院には医大実習生のチョンナム、足が不自由な天才医師スインがいた。チョンナムは政略結婚で院長の娘と婚約している。ある日、安生病院に女子高生の遺体が運ばれてくる。そのせいで、病院は暗い雰囲気に包まれる。

第17位：4人の食卓

女優チョン・ジヒョン主演による心理ホラー。男女が殺されたはずの少女の霊を見ることによって不思議な体験をする。イ・スヨン監督の映画デビュー作。

【あらすじ】インテリアデザイナーをしているジョンウォンは、地下鉄で少女が母親によって毒殺される所を目撃してしまう。気味悪さを感じながら、家へ帰宅するジョンウォン。ジョンウォンは、まもなく結婚をする予定であった。部屋の食卓に行くと、そこには地下鉄で殺された少女たちがいた。信じられない光景に驚くジョンウォンであった。その後、同じマンションに住む女性ヨンがジョンウォンの部屋にやってくる。彼女が食卓に行くと、ヨンもまた少女たちの姿を見るのであった。

第16位：Mirror 鏡の中

再オープン目前のデパートを舞台にしたホラー映画。ユ・ジテが警備員役として殺人事件を解明していく。キム・ソンホ監督の長編ホラーデビュー作。

【あらすじ】1年前に火災事故を起こしたデパートが、再オープンする日が近づいていた。そのオープンを前にして、化粧室で自殺をする女性や、エレベーター内で死ぬ男性など、変死事件がたて続けに起きる。警備責任者のヨンミンは、元刑事。捜査で養った感を頼りに、真相を探っていくヨンミン。すると、デパート内にある鏡が気になり始める・・・。

第15位：模倣霊

韓国の伝説「長山虎（チャンサンボム）」をモチーフにしたホラー映画。ホ・ジュノ監督が、得体の知れない声に恐れる家族の様子を描いている。恐怖に怯える母親役をヨム・ジョンアがリアルに演じている。夫ミノ役には、代表作『タクシー運転手　約束は海を越えて』があるパク・ヒョックォンが共演している。

【あらすじ】ヒヨン一家は、義母の世話をすることになり夫の故郷へ引越しをする。そこは、自然の森に囲まれた山の中にあった。ある日、妻ヒヨンは森の中に佇んでいる少女を見つける。その少女をヒヨンは放っておくことができず、自宅へ連れて行く。少女の名前は娘と同じ“ジュニ”であるという。ヒヨンは少女と暮らし始めるのだが、様子がおかしいことに気づく。娘ジュニの声を真似したり、明らかに奇異な行動をするようになる。夫ミノもそんな少女の様子を気味悪く思うようになっていく。ヒヨンは、その少女に行方不明になった息子を重ね合わせていた。すると、ヒヨンは息子と同じ声がどこからか聞こえてくることに驚くのであった。

第14位：荊棘（ばら）の秘密

元アナウンサーの男が、国会議員選挙に立候補。選挙戦初日に、娘が失踪してしまう。娘が遺体で発見されると、事態は急変する。

【あらすじ】国会議員総選挙１５日前、キム・ジョンチャンと妻キム・ヨノンは選挙準備で大忙しであった。そんな中、ミオクが失踪してしまう。ヨノンは娘が失踪したのに、選挙ばかり気にしているジョンチャンが気に入らない。選挙日が近づくにつれ、二人は衝突しあう。ヨノンは一人でミオンの行方を探し始める。やがて、ヨノンが遺体で発見される。その後、ミオクは中学の担任を脅していたことが分かり・・・。

第13位：ハイヒールの男

完璧な条件を備えていた刑事の男。だが、その男には秘密があった。決して、人には言えない秘密。チャ・スンウォンが想像できない姿の人間を演じている。

【あらすじ】刑事ユン・ジソクは、脅威の戦闘能力と暴力性を兼ね備えている。その能力は、犯罪組織からも恐れられているほどだ。完璧に思われているジソクだが、彼には誰にも言えない秘密を抱えていた。
それは「女性になりたい」という願望を持っていたのである。ジソクは、性同一障害で悩んでいたのであった。女性の心と男性の肉体を持つジソク、ある時から自分の心の声に従って生きていこうとする。だがジソクが女として生きることを選択した時、彼の身に悪意が襲う。

第12位：40minutes

次世代スターのユ･スンホが主演するリアルタイム犯人探し。「24 -TWENTY FOUR-」のような緊迫するストーリー展開から目が離せない。相手役のヒロインには、カン・ソラが抜擢されている。

【あらすじ】ジョンフンは、模試は全国1位を取るなど、学校内では一目置かれている存在だ。4時間目の体育の時、ジョンフンは誰もいない教室に留守番をするために戻って来る。すると、ライバル的なクラスメイトであったテギュが死んでいた。このままでは自分が犯人にされてしまうと感じ、立ち尽くすジョンフン。そこへ、推理マニアの彼女ダジョンが教室に入ってくる。死体を見たダジョンは、誰かがあなたを犯人にしようとしていると推理。ジョンフンとダジョンは、一緒に真犯人を探していくことになる。残された時間は、4時間目が終了する残り４０分だ。

第11位：ブラッディ・ミッション

エリート学生たちが恐怖のテストに挑むホラー映画。演技派俳優イ・ボムスがホラー作品に出演したことで話題となった。公開時の動員数160万人を記録したヒット作品。

【あらすじ】優秀な生徒が集まっているチャンイン高校。成績上位者を中心とした授業が行われていると、突然、教室のモニターに全校学年1位の女子生徒ヘヨンが水槽の中に入れられていて、もがき苦しんでいる。
騒然とする教室に、スピーカーで「問題を解かないと、彼女は死にます。全ての問題を解けば、最終的な答えが見出せます。」と流れてきた。犯人から出される問題、生徒たちがへリンを救うため問題を解いていく。だが、生徒から次々と死者が出始める。

韓国のホラー映画ランキング10位〜1位

第10位：野良犬たち

三流新聞記者が訪れた犯罪ゼロの村オスリにやって来る。山奥にある平穏な村であるはすが、村人たちの行動がどこかおかしい。その後、思わぬ秘密を知ってしまうことになる。

【あらすじ】青年新聞記者のソ・ユジュンは、先輩ヒョンテの妻・ジョンインを好きになってしまう。不倫関係であるため、ジョンインから別れを告げられるユジュン。ジョンインのことをあきらめられないユジュンは、ヒョンテが取材をしているというオスリ村に向かう。オスリ村に来たユジュンであったが、ヒョンテの姿はない。車が故障してしまい、ユジュンはオスリ村に泊まることになる。だが、村人からは「夜は出歩かないように」と奇妙なことの念を押される。しかも、毎晩この村はブレーカーが落ち、真っ暗になるのだ。ユジュンは、この怪しげな村人たちの行動が気になっていく・・・。

第9位：人形霊

人形ギャラリーにまつわる韓国映画ホラー。チャン・ヨンジ監督のホラー演出が際立っている。イム・ウンギョン、キム・ユミらが主演。

【あらすじ】森の奥深くに古びた人形ギャラリーがあった。ヘミ、ソニョン、ホン、テスン、ヨンハの5人は、このギャラリーを訪れる。チェ館長に招待されたからである。中に入ると、等身大の人形で溢れていた。その様子を見て、気味悪さを感じるのであった。5人は、このギャラリーに来たことを後悔し始める。

第8位：トンネル　闇に鎖（とざ）された男

全長1.9kmのトンネル。そのトンネルが崩れ落ちて孤立してしまう。手元にあるのは残量78%の携帯電話、水のペットボトル2本と娘への誕生日ケーキのみ。ハ・ジョンウ主演のリアルパニック映画。

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自動車ディーラーのジョンスは、大きな契約をとり、家へ帰るために車を運転していた。トンネルに入ると、突然トンネルが崩れ、そのままジョンスは閉じ込められてしまう。彼には バッテリー残量が78％の携帯電話と、ミネラルウォーターと娘のために買った誕生日ケーキしかなかった。トンネル崩落事故はニュースとして知れ渡り、政府も動き出す。救助隊長テギョンは現場に到着。トンネルの中に入っていこうとすると、予想以上に過酷な現場で、救出作業は進まない。そこにあるのは果てしない絶望のみ、テギョンを見捨てるのは仕方ないという声も上がり始める・・・。

第7位：隣りのゾンビ~The Neighbor Zombie~

韓国の4人の若手クリエイターたちによるゾンビウイルスに侵された世界をテーマした6編から成るオムニバス・ホラー。ゾンビと未感染の健康な人々の交流を描く。第13回プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞した名誉ある作品。

【あらすじ】2010年、全世界でまん延するゾンビウイルスがソウルでも起きる。感染は拡大し、一般市民たちの家族、恋人が次々と感染していってしまう。事態を重く見た韓国政府は戒厳令を発令。
ソンビになった人を排除するゾンビ狩りを始めて行く。このままでは愛する人を排除されてしまうと感じた市民たちは、政府のゾンビ狩りから逃げるため、感染者たちをそれぞれ自分なりの方法でかくまっていく。だが、政府のゾンビ狩りはとどまることを知らなかった。

第6位：寄生霊

ある家族に恐怖の連続が続々と起こるスリラー映画。コ・ソクチン監督による初作品。韓国の正統派ホラーと言える。

【あらすじ】カヒは子供ができないことを気にしていた。挙げ句の果てに、他人の子を甕(かめ)の中に閉じ込め、封印してしまう。巫女にまじないを頼むと、カヒは後に男の子が生まれる。だが、カヒは急に死んでしまうのであった。孤児になったカヒは、夫チャン・ファンと妹ユリンと一緒に暮らすようになる。ユリンはカヒのことを気にかけるが、彼がおかしな行動をするようになり気味が悪くなる。99日後、甕(かめ)の中に閉じ込めていた少年の霊が・・・。

第5位：鬘 かつら

黒髪に宿る呪いをテーマにした恐怖のホラー映画。チェ・ミンソがユソンと共演している。ウォン・シニョン監督のホラー感の演出が冴えた作品。

【あらすじ】スヒョンは死の病に冒された治療薬のせいで、髪の毛を失っていた。姉のジヒョンは、そんな妹を一時退院させて、美しい黒髪のかつらをプレゼントする。そのかつらを喜んでつけるスヒョン。かつらをつけたスヒョンは、生きる活力を取り戻したかのように、明るくなる。ある日、友人のキョンジュがスヒョンのかつらを借りて付けてみる。すると、キョンジュはなぜか突然、死んでしまうのであった。

第4位：コックリさん

“コックリさん”によって起こる惨劇を描く。アン・ビョンギ監督が手掛けるホラーの決定版。イ・セウン、キム・ギュリらが主演。

【あらすじ】韓国の田舎にある女子高。転校生のユジンは、クラスメートからイジメを受けていた。夜の教室で、ユジンとイジメっ子たちで“コックリさん”をする。ユジンは、イジメっ子に呪いをかける。その後、死の呪文がイジメっ子にかかり、一人ずつ死んでいってしまう。

第3位：オフィス　檻の中の群狼

勤勉なサラリーマン課長が一家殺人事件を起こす。課長は行方をくらまして、同僚たちは不安に陥る。会社という場所が一気に恐怖の場所に変わっていくのであった。

【あらすじ】真面目で評判だったキム・ビョングク課長がある日、自分の家族を全員殺害し、失踪してしまう。事件を担当することになったチェ刑事は、会社の同僚たちに聞き込みをするが、何か隠している様子であった。そんな中、キムとインターンのミレが親密な関係であった事が分かる。チェ刑事は、キム課長が事件の日、駐車場に入っていく防犯カメラ映像を手に入れる。しかし、キム課長が会社から出た映像を見つけることはできなかった。キム課長がまだ会社の中に潜んでいるなどの怪情報まで出回り、事件は謎を究めていく。

第2位：アカシア

養子を貰った家庭に起こる恐怖体験を描く。韓国恐怖映画の巨匠、パク・キヒョン監督の作品。第8回釜山国際映画祭に出品された映画。

【あらすじ】ミスクとドイルは、結婚して10年になる。2人には、まだ子供がいなかった。結婚10年となったこともあり、2人は施設から養子をもらうことにする。養子ジンソンはおとなしい子で、ミスクとドイルに対してもどこかよそよそしい所があった。ある日、ジンソンは庭にあるアカシアの傍にいるのが目立つようになっていた。ミスクとドイルは、ジンソンの行動が気になり始める。

第1位：悪魔を見た

復讐者と殺人鬼が果てしない死闘を繰り広げるバイオレンス映画。イ・ビョンホンとチェ・ミンシクが共演した話題作。キム・ジウン監督がラストシーンまで続く熾烈な争いをスリリングに描く。イ・ビョンホンの冷徹な復讐者が今までのイメージを見事に覆している。

【あらすじ】国家情報院捜査官のスヒョンは、彼女との結婚を1ヶ月後に控えていた。ある日、一人の女性が残虐な姿で殺されているのが発見される。スヒョンが現場に駆けつけ死体を見ると、それは彼の婚約者であった。捜査を進めると、それは殺人鬼ギョンチョルの仕業であることが分かる。怒りに震えたスヒョンは、ギョンチョルが次のターゲットを殺そうとしている所へ現れる。

スヒョンはギョンチョルを見つけると、徹底的に痛めつける。ところが殺す寸前でギョンチョルを逃がす。間一髪逃れたギョンチョルは、次の犯行を行おうとする。すると、スヒョンがまた現れてギョンチョルを痛めつける。スヒョンは、ギョンチョルの体の中にＧＰＳカプセルを仕込ませていたのであった。

いつもスヒョンが現れるのを不審に思ったギョンチョルは、何とか対抗できないかと考え始める。