ソン・イェジンは、韓国テレビドラマ『おいしいプロポーズ』の主役を演じたことで知名度を上げ、有名女優の仲間入りをしました。その後はドラマだけでなく、映画にも活躍の場を広げ『私の頭の中の消しゴム』『四月の雪』のヒロイン役に抜擢。作品のプロモーションイベントでは、日本に来日したこともあります。そんな彼女の映画出演作品の中から、今回は7選を紹介します。
1.ラストプリンセス 大韓帝国最後の皇女(2016年)
激動の時代を生きた李朝最後の皇女である徳恵姫。日韓併合の歴史に翻弄された1人の女性がいた。『故郷に帰りたい』というシンプルな願いは叶うのか?
【あらすじ】大韓帝国最後の皇女である徳恵(ドッケ)の人生を扱ったドラマ映画。徳恵(ドッケ)をソン・イェジンが演じている。1930年代の日本統治下の韓国。高宗皇帝の一人娘である徳恵(ドッケ)。時代に翻弄された徳恵(ドッケ)は、13歳の時に日本に留学させられる。徳恵(ドッケ)は、祖国に帰ることができると信じていたが、出来ずにいた。
そんな中、徳恵(ドッケ)の前に、キム・ジャンハンが現れる。ジャンハンは、朝鮮独立運動に参加していたのであった徳恵翁主と皇太子である兄王を上海へ亡命させるという計画をするジャンハン達。激動の時代に翻弄され続けた徳恵(ドッケ)の運命の結末はいかに!?
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2.荊棘の秘密(2015年)
元アナウンサーの男が、国会議員選挙に立候補。選挙戦初日に、娘が失踪してしまう。娘が遺体で発見されると、事態は急変する。
【あらすじ】国会議員総選挙15日前、キム・ジョンチャンと妻キム・ヨノンは選挙準備で大忙しであった。そんな中、ミオクが失踪してしまう。ヨノンは娘が失踪したのに、選挙ばかり気にしているジョンチャンが気に入らない。選挙日が近づくにつれ、二人は衝突しあう。ヨノンは一人でミオンの行方を探し始める。
やがて、ヨノンが遺体で発見される。その後、ミオクは中学の担任を脅していたことが分かり・・・。
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3.パイレーツ(2014年)
海に消えてしまった国印を巡る大激戦が起こる。朝廷だけでなく、山賊や海賊までもがこの国印を狙う。クジラを捕まえることができるのは誰なのか?
【あらすじ】国家を象徴する黄金の国印。明の皇帝から贈られた由緒ある物だ。ある日、この国印を運んでいた船がクジラと衝突。クジラは、この国印を飲み込んでしまう。これに朝廷は激怒し、クジラを一刻も早く捕まえようとする。だが、国印を探そうとする山賊や海賊も現れる事態となる。
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4.殺人の疑惑(2013年)
韓国三大未解決事件の一つである「イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件」をモチーフにしている。世間を騒がせた殺人事件の犯人が父親ではないかと娘が思い始める。作品の衝撃的な展開に注目したい。
【あらすじ】韓国全土に衝撃を与えたハン・チェジン君誘拐殺人事件。事件の時効が迫る15日前、犯人の肉声が公開された。ダウンはその声を聞いて、自分の父親ではないかと感じてしまう。父親はダウンを男手一つでここまで育ててくれた。「そんなはずはない」と思いつつも、ダウンは父親の過去を調べ始める。すると、父親の過去には信じたくないものが見つかった・・・。
5.ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年)
地上108メートルの高層ビルで火災が発生。取り残された5,700人に炎が迫る。この危険なビルに飛び込んでいった消防士の活躍を描く。
【あらすじ】ソウルの汝矣島にある地上108階の高層ビル「タワースカイ」。このビルの中にあるフードモールのマネージャーを務めるユニ。クリスマスイブということもあり、多くの客が詰めかけていた。「タワースカイ」の会長は、クリスマスイベントで客を喜ばせるため、ビルの上空で、ヘリコプターから雪を降らせる演出を行うよう指示していた。
まさにヘリコプターがビルの上に差し掛かった時、バランスを崩し、激突する。「タワースカイ」は、大爆発を起こすのであった。
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6.白夜行ー白い闇の中を歩くー(2009年)
東野圭吾の小説をハン・ソッキュら韓国のトップスターを迎えて映画化した。パク・シヌ監督が、男女がたどることになった数奇な運命をミステリアスに描く。日本版映画にはなかった大胆にアレンジされた物語となっている。
【あらすじ】質屋の店主が密室となった廃船で殺されているのが発見される。容疑者死亡で事件は解決するが、ハン・ドンス刑事はこの事件の結末に納得していなかった。この事件の捜査の時、ドンスは容疑者の娘ジアと被害者の息子ヨハンに会ったが、二人が何か隠しているような気がしたのだ。
14年後、ジアはユ・ミホと名乗っていた。なぜかミホとヨハンに関わる人が、不自然な形で殺されるという事件が起きていることにドンスは気づく。
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7.私の頭の中の消しゴム(2004年)
彼女が突然、全ての記憶をなくしていく。それは、若年性のアルツハイマーのため。愛する人の顔さえも識別できなくなる悲しさが切ない。
【あらすじ】建設会社社長令嬢のスジンと建設工事現場で現場監督として働くチョルス。スジンは天真爛漫な性格、だが少し物忘れがある。チョルスは建築家志望だが、これまで孤独に生きてきた。身分の違う二人だが、互いに惹かれ合い、周囲の反対を押し切り結婚する。
ある日、スジンは若年性のアルツハイマーだと医者から宣告される。自分だけでなく、周りのもの全て、記憶からなくなってしまうというのだ。スジンの記憶が失うのを止める手段はなく、やがてチョルスのことも忘れていってしまう・・・。