キム・ゴウンは、2012年に公開された映画『ウンギョ』でスクリーンデビューを果たした女優だ。この映画で彼女は大胆なシーンが多かったため、一躍注目を浴びる。その演技が評価され、韓国映画評論家協会賞 新人女優賞を受賞した。映画・ドラマのオファーも増えており、今後活躍が期待される女優の一人であろう。そんなキム・ゴウンが出演した映画作品を紹介します。
1.メモリーズ 追憶の剣(2015年)
舞台は高麗王朝末期。裏切りのため憎しみ合うことになった4人の剣士たち。その復讐のために戦場へと足を踏み入れる。人気韓流スター、イ・ビョンホンが主演。
【あらすじ】高麗末期。プンチョン、ソルラン、トッキは剣で国を変えようと反乱を起こす。だが、トッキの裏切りで反乱は失敗に終わってしまう。トッキの剣でプンチョンは死んでしまい、ソルランは彼の娘ホンイと何とか逃げるしかなかった。
18年後、トッキはユベクと名乗り、国の権力者となっていた。ソルランは目が見えなくなりウォルソと名を変え、ホンイを剣士に育てようとするが、なかなか剣の道に関心を持ってくれない。ある日、ユベクは武術大会を主催する。そこには野心に溢れる若き武士・ユルが参加していた。その大会に、ホンイも飛び込みで参加し、ユルと競い合うことになる。ホンイの剣さばきを見たユベクは、ソルランの影を読み取ったのであった。
そしてユベクは、ホンイを捕らえようとする。ウォルソは、ホンイに初めて両親が殺された理由を話す。それを聞いたホンイは復讐を決意するのであった。
2.コインロッカーの女(2015年)
地下鉄のロッカーにへその緒がついたまま捨てられていた一人の赤ちゃん。引き取ったのは、仁川の裏社会を牛耳っている女。この子が成長すると、自らの右腕として裏社会へと引きずり込む。
【あらすじ】地下鉄のコインロッカー10番に置き去りにされていた赤ちゃんがいた。10番ロッカーに捨てられていたため、名前をイリョンという。そのイリョンを仁川の裏社会の母(オンマ)と呼ばれている女性が引き取る。オンマはイリョンが成長すると、闇社会へと引き入れ、借金の取り立てなどをやらせるようになる。
ある日イリョンは、父親が残した借金を取り立るために、息子ソッキョンの元へ行く。ソッキョンと知り合ったイリョンは、今までなかった感情を抱くようになる。
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3.その怪物(2014年)
生まれつきの殺人鬼と狂気と呼ばれている女の戦い。最愛の妹を殺人鬼に殺されてしまった女が、復讐にひた走る。2人の果てしない追撃戦の結末は!?
【あらすじ】ポクスンは露天商売をして、妹と貧しいながらも懸命に生きていた。町内ではポクスンは怒ると、性格が変わったようになってしまうので、あまり良い噂はない。
ある日、殺人鬼テスがポクスンの妹を殺してしまう。妹を殺されて、狂気へと変貌していくボクスン。刃物を持ち、テスを追いかけていく。妹の恨みを果たすため、テスの殺人を終わらせるために彼を殺そうとする。
だが、テスも百戦錬磨、簡単にはやられない相手だ。執拗以上にテスを追いかけるボクスン。2人の攻防が続いていく。
4.ウンギョ(2012年)
70代の老詩人と女子高生の禁断の情事を描いたストーリー。韓国の純文学作家・パク・ポムシンのベストセラー小説を映画化した。公開後、12日間で100万人を突破したヒット作品である。
【あらすじ】70代の詩人イ・ジョギョは、才能があり、文壇から一目置かれている存在だ。彼には30代の弟子のソ・ジウがいた。ジウは弟子でありながら、ジョギョの才能に嫉妬していた。
ある日、17歳の女子高生ウンギョが2人の前に現れる。ウンギョは、初々しい若さと色気を持っていた。ジョギョは、年齢を忘れて、ウンギョに惹かれていくそんな二人を見て許せないジウ。ジウはジョギョに「それは愛ではない」と言い放つ。ジウのジョギョに対する嫉妬心は、更に増していく。ウンギョを巡って、二人の男の思いが交錯する。
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