チョ・スンウは、韓国映画界で活躍する俳優の一人だ。2005年に公開された『マラソン』で、主人公の障害を持った青年役が当たり役となり、大鐘賞映画祭の主演男優賞を獲得。その演技力の高さから多くのファンを魅了している。そんなチョ・スンウの映画出演作品の中から、代表的な作品を紹介します。
1.インサイダーズ 内部者たち
国家を揺るがしている巨大な腐敗権力。裏金事件を巡って、究極の頭脳戦が展開されていく。最後に勝つのは一体誰なのか?
【あらすじ】有力大統領候補のために、様々な悪事を行ってきたヤクザのアン・サング。これを企てていたのは、策士と呼ばれているガンヒだ。
ある日、サングは裏金ファイルの証拠をつかみ、ガンヒを脅す。しかし、ガンヒはサングを襲い、暴行を加えるのであった。検事のウ・ジャンフンは、サングに裏金ファイルをつかまれてしまったため、捜査を進めることができないでいた。サングは左遷されるという憂き目に遭うが、サングを追いつめる事を諦めてはいなかったのである。
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2.暗殺
スナイパー、密偵、殺し屋のそれぞれの思惑が交錯していくアクション映画。暗殺計画を巡って仕掛けられた罠。計画を実行することは可能なのか!?
【あらすじ】『猟奇的な彼女』で人気女優となったチョン・ジヒョンがスナイパー役を演じるサスペンスアクション映画。1933年、日本統治下の朝鮮。韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するために、独立軍最高のスナイパーと言われているアン・オギュンに命令が下る。
一方、日本政府の密偵であるヨム・ソクチンはオギュンと暗殺するために、殺し屋に依頼をしていた。オギュンは命令を実行するために、京城(現ソウル)に入ると・・・。
3.タチャ イカサマ師(2006年)
花札賭博師の世界を描いたクライムアクション映画。チェ・ドンフン監督が賭博の世界をスリリングに描く。チョ・スンウ主演のヒット作。
【あらすじ】青年ゴニは小さな工場で働いている。ある日、ゴニはパク・ムソクが行っている花札賭博場へ行く。そこでゴニは、花札に負けてしまい、3年間貯めたお金を一気に失ってしまったのであった。だが、この花札はイカサマであり、最初からゴニが負けるようになっていたのである。何とかしてムソクにやり返したいと思ったゴニは、伝説の賭博の達人であるビョン・ギョンジャンに弟子入りを志願する。こうして賭博師となったゴニは、ムソクに復讐を行っていく。
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4.とかげの可愛い嘘(2006年)
不思議な転校生に心を奪われることから始まるストーリー。チョ・スンウとカン・ヘジョンが共演している。カン・ジウン監督の第1作目となる映画。
【あらすじ】ある日、ジョガンのクラスに黄色のレインコートを着たアリが転校してくる。アリはポケットにトカゲと入れていたりと、ちょっと変わった行動をしていた。しかもアリは、「私に触れると呪われるよ」と言い、周囲を驚かせる。クラスのほとんどが、アリと関わりを持つことを避ける中、ジョガンは彼女のことが気になり始める。ジョガンがはしかで学校を休んでいると、アリはいなくなってしまっていた。
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5.マラソン(2005年)
自閉症を抱えた青年がフルマラソンに挑戦する姿を描いたヒューマンドラマ。俳優チョ・スンウがこの難役をこなしている。チョン・ユンチョル監督のデビュー作。
【あらすじ】20歳のチョウォンは、自閉症を抱えている青年。チョウォンは、20歳の青年になっているが、知能は5歳児のままだった。仕草は完全に子供で、シマウマとチョコパイが好きなのであった。そんなチョウォンは、子供の頃から駆け足が速かった。母親のキョンスクは、チョウォンの特技に目を付ける。
ある日、キョンスクは元マラソンランナーのチョンウクにチョウォンの走りを見てくれるよう依頼する。ついにチョウォンは、フルマラソンに挑戦することになる。
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