チョ・インソンは、広告モデルとして実績を積んだ。その後、テレビドラマ「学校2」で俳優としてデビューする。韓国では、テレビCMのモデルとしてオファーが殺到しており、これまでにLG家電、KIA自動車、FUJIFILM Koreaなどの広告塔として活躍している。
映画では、2002年に公開されたフルーツ・チャン監督の『トイレ、どこですか?』でデビューを果たす。そんなチョ・インソンの映画出演作品を紹介します。
1.ザ・キング(2017年)
権力の虜となり、巨大な罠に巻き込まれていく検事の苦悩が描かれている。大統領選挙の裏で繰り広げられるスリリングな駆け引きは必見。成り上がる為に、一人の検事が善から悪へと変貌していく。
【あらすじ】ケンカ好きの不良学生だったパク・テスは猛勉強し、検事となった。テスは検事としての頂点“キング”になるのを夢見るようになる。
ある日、テスは欲にまみれた部長検事ハン・ガンシクと出会う。ガンシクは大統領選挙では、相手候補のスキャンダルを流すなど手段を選ばない。テスも次第に、ガンシクのような悪に魅力を感じ始める。
2.霜花店(サンファジョム) 運命、その愛(2008年)
チョ・インソン、チュ・ジンモが共演した壮大な歴史絵巻。宮廷における3人の男女関係を中心に据えたストーリー。同性愛シーンなどのきわどいカットがあるのが特徴だ。
【あらすじ】高麗時代末期が舞台。恭愍王は元からの圧力に苦しんでいた。元は、恭愍王は王妃との間に後継者がいないことに対しても圧力をかけていた。王は実は、王妃を愛することができないという悩みを抱えていたのである。そこで腹心の部下である乾龍衛の隊長ホンニムに、王妃との子供を作るよう促す。だがそれは、王にとっての苦渋の決断であった。2人の愛し合う姿を目にした王は、ホンニムに対して憎しみが沸き始める。
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3.卑劣な街(2006年)
三流ヤクザの生き様を描くノワールアクション。韓国公開後、観客動員数200万人を突破したヒット作品。日本でも知名度が上がっているチョ・インソンの主演。
【あらすじ】弱小暴力団の中で、NO.2の地位にいるビョンドゥ。NO.2の地位にいるにもかかわらず、ビョンドゥは金がなかった。金がなさすぎて、家族も十分に養えないほどだ。
ある日、ビョンドゥは組織が運営するゲームセンターの経営をやることになる。だが、そのゲームセンターもあっという間に、後輩の手に渡ってしまう。暴力団員として踏んだり蹴ったりの日々を送るビョンドゥ。そんな時、会長から「殺し」の命令を受けるのであった。
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4.ラブストーリー(2003年)
母娘2世代の切ない純愛を描く。クァク・ジェヨン監督のラブストーリー。ソン・イェジンが母娘の二役に挑戦した。
【あらすじ】女子大生のジヘは家で小さな木箱があるのを発見する。木箱を開けてみると、中には母が書いた古い手紙と日記があった。手紙を読んでみると、母が若い頃に結婚する前、初恋の人に宛てたものだった。ジヘは演劇部のサンミンに片思いをしていた。同じ大学に通うスギョンが、サンミンへのラブレターを書いてほしいと頼まれるジヘ。ジヘは、自分の気持ちを表すかのように代筆する。その後、サンミンとスギョンが付き合うようになる。
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